本年は8~9月の気温が例年より高めで推移していて
まだまだ全国的に残暑厳しいですが、
8月28日は24節気「中秋」の「処暑」。
暑さが峠を越えて、後退し始める頃です。
連続して発生している台風も、秋の訪れを感じさせます。
この週末は富士山麓のお客様のコースの
シニアツアーの応援に
出かけていたのですが、
夜に、「秋の虫」の鳴き声を聞いてビックリしました!
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まだまだ、日中の気温は暑いですが、
朝晩の地温は徐々に下がってきています。
8月下旬~9月中旬は
まさに、
秋の新根の発根シーズンです。
この時期のよこ根の成長が
秋のターフクオリテイを創るといっても
いいかもしれません。
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ターフの下葉を代謝させ(さばいて)、
(熱をもたないように、散水でおちる位の軽めの)
薄目砂をすると、
ターフは一気に秋へ向かうと思われます。
たとえ今年が
例年より暑くても、
一度きっかけを掴んだターフは
8月下旬~9月中旬の「よこ根成長」
9月中旬~下旬の「たて根伸長」
9月下旬~10月上旬の「根数アップ→芽数アップ→ターフクオリテイ」
と
順調に進んでいくと思われます。
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おすすめの資材です。
1)下葉の代謝「スーパー・コンバット」
高温下で2cc/m2散布しても、やけにくい、
安心の鉄系資材です。
硫酸鉄が下葉を代謝させ、
硫酸鉄、硫酸銅、硫酸亜鉛が
この時期 気になる
表層の黒藻を抑制する資材です。
2)よこ根の成長「ミスト12号(3-18-18)」
台風やにわか雨など気候の安定しないこの時期に
12%の緩効性リン酸が土壌に留まりリン酸を供給します。
晴れている状況では 6%の亜リン酸を葉面吸収します。
つまり、施肥したリン酸を
無駄なく
よこ根の成長へつなげる資材です。
3)芽数の回復「ブランZ(10-6-5)」
7~8月の病害や高温により
芽数の減った部分の
回復促進に効果的な資材です。
「色は出るけど、徒長は、ほとんどしない」と好評の
超緩効性メチレン尿素を含有するNPKミストです。
6%の亜リン酸も効果的に働き、回復を促します。
高温下で効果的な
アミノ酸、ケルプ、トレハロース、ビタミンB2B6
をバランス良く含有する
「エッセンシャル」を20%含み、
この夏、疲れきったターフを養生させる資材です。
是非、お試し下さい!
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よろしくお願いします!
( ´▽`)