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残暑厳しい「初秋」に下葉をさばく

2016-08-21 14:44:40 | 芝草「夏」にオススメの資材

本年は8~9月の気温が例年より高めで推移していて

まだまだ全国的に残暑厳しいですが、

8月28日は24節気「中秋」の「処暑」。

暑さが峠を越えて、後退し始める頃です。

連続して発生している台風も、秋の訪れを感じさせます。

この週末は富士山麓のお客様のコースの

シニアツアーの応援に

出かけていたのですが、

夜に、「秋の虫」の鳴き声を聞いてビックリしました!

まだまだ、日中の気温は暑いですが、

朝晩の地温は徐々に下がってきています。

8月下旬~9月中旬は

まさに、

秋の新根の発根シーズンです。

この時期のよこ根の成長が

秋のターフクオリテイを創るといっても

いいかもしれません。

ターフの下葉を代謝させ(さばいて)、

(熱をもたないように、散水でおちる位の軽めの)

薄目砂をすると、

ターフは一気に秋へ向かうと思われます。

たとえ今年が

例年より暑くても、

一度きっかけを掴んだターフは

8月下旬~9月中旬の「よこ根成長」

9月中旬~下旬の「たて根伸長」

9月下旬~10月上旬の「根数アップ→芽数アップ→ターフクオリテイ」

順調に進んでいくと思われます。

おすすめの資材です。

1)下葉の代謝「スーパー・コンバット」

高温下で2cc/m2散布しても、やけにくい、

安心の鉄系資材です。

硫酸鉄が下葉を代謝させ、

硫酸鉄、硫酸銅、硫酸亜鉛が 

この時期 気になる 

表層の黒藻を抑制する資材です。

 

2)よこ根の成長「ミスト12号(3-18-18)」

台風やにわか雨など気候の安定しないこの時期に

12%の緩効性リン酸が土壌に留まりリン酸を供給します。

晴れている状況では 6%の亜リン酸を葉面吸収します。

つまり、施肥したリン酸を

無駄なく

よこ根の成長へつなげる資材です。

 

3)芽数の回復「ブランZ(10-6-5)」

7~8月の病害や高温により

芽数の減った部分の

回復促進に効果的な資材です。

「色は出るけど、徒長は、ほとんどしない」と好評の

超緩効性メチレン尿素を含有するNPKミストです。

6%の亜リン酸も効果的に働き、回復を促します。

高温下で効果的な

アミノ酸、ケルプ、トレハロース、ビタミンB2B6

をバランス良く含有する

「エッセンシャル」を20%含み、

この夏、疲れきったターフを養生させる資材です。

是非、お試し下さい!

よろしくお願いします!

( ´▽`)