24節気72候「立秋」の次項
8月13日ごろ
「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」とあります。
徐々に朝夕の気温も下がって来る頃です。
8月28日ごろ
「天地始粛(てんちはじめてじゅくす)」
この頃から徐々に暑さも静まって来る頃です。
◆
暑さが徐々に静まるにつれ、
秋の新根(よこ根)も発根を始めます。
1)貯蔵糖分(フルクタン)の枯渇
この暑い夏をのりこえて
梅雨前には
15~25mgあった貯蔵糖分(フルクタン)も
盆明けには
5~10mgまで下がってきます。
秋の新根発根にも、
貯蔵糖分(フルクタン)を消費します!
2)良性菌の減少、菌態バランスの崩れ
この夏の
殺菌剤や抗生物質の使用で
土壌内の良性菌の数も減少しています。
また、
散水の多い時期は
液相が増え
気相が減少し(酸欠になりやすく)、
土壌内の良性菌も減少しやすいです。
◇
1)~2)のような要因で
盆明け~9月上旬は
菌態バランスが崩れやすく、
ターフの抵抗力である
フルクタン(貯蔵糖分)も枯渇し、
8月後半から9月上旬は
残暑の中、
炭疽等の病害が侵入しやすい頃です。
炭疽が赤焼けに進展すると厄介なので
この時期の病害侵入は
是が非とも、阻止したいところです。
◆
菌態バランスを整え、
病害の侵入を抑制し、
ダメージの回復を促し
盆明けのおちこみを
抑える資材をご案内します!
A)良性菌のえさ
「エッセンシャル・プラス」
高温下で効果的に働き、
”おちこみ”を抑制する上で効果的な
アミノ酸、トレハロース、ケルプ、ビタミンB2B6等を
バランス良く配合した資材で、
”良性菌のえさ”として働き、菌態バランスを整えます。
「エッセンシャル・プラス」は
USDA(米国農務省)公式認定の100%天然由来の資材です。
主成分は
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物(オーキシン、サイトカイニン)
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類(トレハロース)、
ビタミンB2 ビタミンB6
です。
←「フミン酸」には気相持続効果も!
B)良性菌そのもの
「コンパニオン」
主成分の バチルス・ズブチリスGB03は
土壌内の有機残渣をゆっくり分解しながら
表層の透水性を向上させ、
病害菌核を破壊する抗生物質”アイトリン”と
"盆明けのおちこみ"を抑える
根の成長を促すオーキシン様物質を生成します。
殺菌剤との相乗効果の高い資材なので
混合散布がたいへん効果的です!
←根周囲の保護膜が病害の侵入を抑制!
◆
よろしくお願いします!
(^。^)