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こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

「モズの高鳴き七十五日」 秋のターフクオリテイのために

2016-10-01 09:48:05 | 芝草「秋」にオススメの資材

 

「キィー キィー キチキチキチ」

秋本番、9月下旬~10月上旬には、モズの甲高い鳴き声が聞こえてきます。

モズの繁殖期、縄張り争いの時期にみられる鋭く挑戦的な鳴き声です。

「モズの高啼き七十五日」といい、

モズの高鳴きを初めて聞いてから75日目に霜が降りだすとして、

農作業の目安にしている地域もあります。

(他にも「モズが来るとその年はもう台風が来ない」なんかもあるようです。)

 実際は初鳴きから60~70日で初霜が来ています。

イメージ 1←平年の「高鳴き」と「初霜」

 北に行くほど、もずの初鳴きから初霜までの期間が短くなります。

 今年はと言うと

イメージ 2

 本年は 少し、例年より「初鳴き」が遅め

今年の初霜がどうなるのか注目したいと思います。

 
 
グリーン面でいえば、
 
初霜以降は晩秋施肥主体になりますので、
 
これからの60~70日間で 秋のクオリテイを造っていきたいところです。
 
今年は 秋雨前線の影響が長引く 秋のスタートになっています。
 
そのような状況でおすすめの資材です。
 
 A)新根茎成長のための土壌三相バランス
 
 
断続的な降雨や日照不足により 予定していたコアリングを延期し、
 9月はムクによるエアレーションに留めたコースも多いかと思われます。
 
 新根茎成長のための土壌三相バランスを確保、持続する上で効果的な
古茎根を分解する良性菌の
「デ・サッチャー」
または
「ブランXエックス」
 +
”グルタミン酸”が光合成に代わりタンパク質合成し、日照不足による活性低下を補い、
”核酸”が新根の発根成長を促進する
「ターフバイタル・プロ」
 
 
がおすすめです。
 
曇天や降雨に強い
「カル・マグ・マックス(7-0-3)」
で地上部の成長を抑制しておくと
根主体の成長には 一層効果的と思われます。
 
B)根の成長のための施肥
 
根の成長にも、インターシードにも、貼り芝かっ着にも
最も好評価なのが
「ミスト9号(8-32-5)」です。
 
近頃は
タンクミックスしても、
鉄系資材やカルシウムと結合反応を起こさない
緩衝活性系リン肥である
「ミスト5号(2-30-0)」
鉄、カルシウムが表層に多く存在する時期のリン肥として
好評価です。
 
C)芽数とコンパクション、ステインプ
 
 
10月中旬以降は晴天も期待できます。
サッチングや薄目砂と相乗効果の高い資材は
 
吸着の良いケイ酸+カリウムの資材
「グリーン・スピードSi(0-2-5)」
 
 
 
気候に左右されず、無駄なくPKを吸収できる
”亜リン酸+緩効性リン酸”の
「ミスト12号(3-18-18)」
 
 
 
は 
よこ根によるコンパクションを向上させ、
分げつを促進し、芽数をアップさせ
ボールの転がりを向上させる上で効果的です。
 
 
以上です。
よろしくお願いします!
(^。^)
 
 
 

予想外に続く日照不足

2016-10-01 07:30:45 | 芝草「秋」にオススメの資材

9月に入ってからの晴天は極めて少なく、

今年の秋の日照不足は、本当に長く続いています。

グリーンにも 

芝本体の光合成不足による活性低下に伴い、

生理障害的な様々な問題が発生しています。

ベントグリーンにおいては

炭壊、黄化(イエロータフト)、藻苔、表層透水、葉の軟化 等

コーライ・ノシバ(ノシバの方がキツイです)においては

台湾はげ、象足(リゾクトニア)、ラージパッチ、犬足(カブラリア)等

ティフトン・バミューダ系は最も影響を受けていて、

病害の侵入も見られました。

気象庁データによれば、

9/1~9/20の状況は

関東甲信地方は 降雨量平年比 163%、日照時間平年比 83%

東海地方は 降雨量平年比 159% 、日照時間平年比 77%

近畿地方(太平洋側)は 降雨量平年比 208% 、日照時間平年比 76%

ここ3週間は

明らかに雨が多く、日照が足りません!

秋雨前線は10月10日頃まで 続きそうなので、

日照不足に対抗できるおすすめの資材としては

ベントGにおいては

●炭壊が動いている場合は

抗菌性能を持つ良性菌の「コンパニオン」

●黄化(イエロータフト)には

”グルタミン酸”が光合成に変わりタンパク質合成し、

活性を回復できる「ターフバイタル・プロ」

●表層の黒藻には 

アイルランドの黒藻除去に高い実績のある

「エクストラ・アイアン(6-0-0)」

●表層透水性の向上、表層酸欠の改善には

古茎根を分解する良性菌資材の「デ・サッチャー(15-0-0)」

●葉の軟化抑制、徒長抑制には

「カル・マグ・マックス(7-0-3)」

そして、

●コーライ・ノシバにおいては

(特にストレスのかかるテイーと外周には。。。)

日照不足からの活性を回復する

「ターフバイタル・プロ」

マットや有機残渣を砕き、表層の透水性を改善できる

「バイオ 8-0-9」

おすすめです。

是非、

試してみてください!

(^。^)