【けーすけの】「アベックの罪」【徒然なるままに】 2023-10-17 09:33:20 | (コラム)営業道中、徒然なるままに。 家の片付けをしていると、興味深いものが出てきます。今回見つけたのは、1950年9月の朝日新聞の記事。 なんと昭和25年ですね❗終戦後の復興の時期でもあり、日本はまだアメリカの占領下の時代です。そんな時代の記事です。皇居の御堀端の「馬場先門」というところは、当時アベックの名所だったそうです。ちなみに「アベック」とは、現在でいう「カップル」とか「恋人同士」とか、言う意味ですね。そこにある「幹回り80センチ近い黒松の大木が、枯死した」という記事です。枯れた原因は、アベックたちが木の根元を歩き回り、地面を踏み固めてしまい、根が呼吸できなかったためだということです。慌てた厚生省は、予算を追加要求して、残りの黒松の根本の周りに柵を設けることにしたとか。この時代はアベックたちは黒松の根元くらいでしか愛を語る場所がなかったのでしょうか(笑)ふと、ゴルフコースも一緒だ!と思いました。プレーヤーで踏み固められてしまうグリーンは、ちゃんと土の中で呼吸ができるように気相を確保してあげなければいけません。。。皇居の黒松の記事を読んで、すぐにゴルフ場の土壌環境を考えてしまうのはやはりゴルフコース様が使う資材を営業して歩くボクの職業柄、なのかもしれませんね💦(担当/けーすけ)