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超冬型の乾燥をパーツ別に管理する?!

2021-01-15 18:47:23 | 芝草「冬」にオススメの資材

(1月10日 富山市の友人宅)

今週、

私のふるさと「富山県」は雪の中です。

積雪は100cmを超え、

35年ぶりの大雪だということです。

富山県のみならず

上信越・北陸地方は

この大雪の影響で、

スーパーマーケットなどに食料品が届かないなど

生活物流にも不便が出てきているようです。

くれぐれも

雪かきは

屋根からの雪の落下に お気をつけ下さい!

また、

除雪機械の周囲には

近づかないように、安全に充分気をつけて

この大雪を乗り切っていただきたいです。

一方で、太平洋側は、乾燥した気候が続いています。

去る14日などは

関東地方で最高気温が15℃を上回るなど

朝はとても寒く、

昼はカラカラに乾燥する気候が

2月まで続きそうです。

コース管理の皆さんは

グリーン面の乾燥には、たいへん気を配って

いらっしゃると思います。

グリーンの表層は

踏まれて固くなり易い時期です。

固いグリーンは地温が上がりにくくなります。

固いから⇒凍りやすい。

ターフは、乾燥する。

乾燥するから⇒凍り易く、擦り切れ易い。

「冬越し時期」の乾燥対策をパーツ別に考えたいと思います。

1)床表層の乾燥・固結対策

2)根茎部分の乾燥対策

3)葉身部分の乾燥・霜害対策

です。

1)表層の乾燥・固結対策

床土にバクテリアが活動している土壌は空相が多く

固結・乾燥しにくいです。

「こうぼ菌」は地温0~5℃でも活動できる良性菌です。

「フミン酸」は土壌の固結を緩和し、

土壌の三相バランスを持続する要素です。

表層の乾燥・固結を抑制するには

これらの要素を含んだ

「リストア・プラス」がオススメです!

 

2)根茎部分の乾燥対策

浸透剤は有効な冬のドライ対策です。

天然由来成分の浸透剤はケミカル浸透剤よりも

肥効が長いものが多いようです。

根茎部分の乾燥の抑制には

天然の「ユッカシジゲラ」由来で、

浸透機能だけでなく

湿潤成分も含有する「ハイドロ・マックス」がオススメです!

↑ 北米の砂漠に自生する「ユッカジジゲラ」

 

3)葉身部分の乾燥・霜害対策

糖質を含有した葉身は、

乾燥しにくく、凍りにくい。

この事実は良く知られています。

下仁田ネギの白い部分がその象徴ですね!

さらに、

最近の北海道大学の研究などで

知られるようになったのは

「グルタミン酸」を含有した植物細胞も

乾燥しにくく、凍りにくい事実です。

葉身の乾燥抑制・霜害対策には

「グルタミン酸」含有資材としては

史上最高レベルの含有率である

「ターフバイタル・プロ」がオススメです。

 

気になる方は

是非、試してみて下さい!

(^O^)

 


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