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【営業道中】「小さい秋」見つけた。【徒然なるままに。】

2022-12-26 08:18:12 | (コラム)営業道中、徒然なるままに。

冬本番。

「クリスマス寒波」が到来し、

北日本の各地が大雪に、

みまわれています。

雪国にお住まいの方は

日々の除雪に、

大変な思いをされていると思います。

どうか、安全に気をつけて、除雪作業をされて下さい。

そんな、冬のさなか、

営業で年末のご挨拶の道中、

道端に、

小さな森を見つけました。

まだ、

木々が紅葉していて、美しい!

道端に車を停め、近づいていくと、

「十枝の森(とえだのもり)」

看板がありました。

この森は、

「両総用水」を発想し、を完成させた

十枝雄三さん(十枝家14代)の住居跡地だそうです。

十枝雄三さんは、

昭和初期、

幾度となく、干ばつに悩まされた 

九十九里浜近隣の 農家を救うため、

利根川からの水路「両総用水」を計画されました。

無報酬の県会議員となり、

家屋敷を質草に入れ、

活動にあたった為、

30年を要したこの大事業で 

家屋敷は人手に渡りましたが、

後に、次女の澄子さん(15代当主)が

取り戻さたそうです。

その後、

自然保護を条件に

大網白里市に寄贈され、

この場所は、

現在、十枝家の意をくんで

「十枝の森(とえだのもり)」として

公園になっているそうです。

「両総用水事業」とは

戦前、時の村長さんであった、

十枝雄三さんが

80数キロ先、

佐原の利根川から

下総(県北部)、上総(県南部)の香取郡、

匝瑳郡、山武郡、長生郡、

4郡、51町村へ引水する農業用水

という壮大な発想を念頭に、

戦後は、GHQ(マッカーサー)と交渉を重ね、

我が国初、世界銀行から当時の5億円の融資を得て、

「両総用水事業」を

千葉県の事業から、国家事業に昇格させ、

30年かけたこの事業は昭和31年に完成に至ったそうです。

 

「両総用水」の完成により

九十九里平野は一転して

国内屈指の穀倉地帯に変貌し、

現在の千葉県外房地域の発展の基礎

となったそうです。

森の中は、

イロハモミジが群生し、

もう、12月なのに、

この界隈はまだ、

日中、暖かいせいか、

紅葉と落葉が、とても美しい!

まさに、

童謡にある「小さい秋」見つけたです!

小さい秋

静寂な森に入ると

樹齢450年を過ぎた大楠木をはじめ

トチノキ、ケヤキなどの大木や、

野草、熊笹など、自然豊富。。。。

 

森の中の小径を歩くと

あわただしい、

師走の世間を

少しの間、忘れさせてくれる

「癒し」の空間が広がります。

この公園は

「十枝の森を守る会」のボランテイアの方達で

整備・保全されているそうで、

4月には音楽会や

11月にはイロハ紅葉祭などが行われ

近隣住民の方達の「癒しの森」

として親しまれているそうです。

お近くに行かれた時は

是非、行かれてみては、

いかがでしょうか?

今年も残すところ、あとわずか。

本年もお世話になり、

ありがとうございました!

来年も、

良い年になりますように!

(担当/サバンナブラン営業部)


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