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くいつかせるには「フルボ酸」!

2016-09-12 15:28:58 | 芝草「秋」にオススメの資材

 9月8日は24節気の「白露」。

大気が冷えて来て、露ができはじめる頃です。

 ムクのエアレーションで、三相を整えた後は

リン酸などを施肥して

秋の新根・新芽の成長を一気に促したいところです。

気になるのは、

1)最近、連発した台風

2)土壌内に吸着残留しているリン酸

です。

1)台風と塩害

台風の降らせる雨には塩分が含まれている場合が多く、

表層に塩分(NaCl)が蓄積すると

 ★吸肥を鈍らせ

 ★土壌がシルト化・固結しやすくなり、透水性が鈍ります。

夏の雷雨や台風の雨雲は、広範囲にわたる事が多く、

海水から蒸散する塩分が

雨雲に含まれていて、雨と共に地表に落ちます。

海抜の低いコースは

特に、塩害の影響には注意したいところです。

塩害(NaCl)の緩和するには

 ナトリウム(Na+)の蓄積に対して

 カリウム(K+)資材

 

カルシウム(Ca++) や マグネシウム(Mg++)資材

 でイオン交換により分解できます。

 また

 塩化物イオン(Cl-)の蓄積に対しては、

分解能力にすぐれたバチルス菌や

 高品質な腐植酸(フミン酸・フルボ酸)で

分離・分解・洗浄できます。

 2)土壌内に吸着残留しているリン酸

土壌内には

リン酸とカルシウム、リン酸と鉄が

吸着残留し、

新たなリン酸の吸収を妨げる場合があります。

土壌がアルカリ性に傾くと

吸収されないで土壌に残っているリン酸が

カルシウムと結合し残留しやすくなります。

土壌診断で有効態リン酸として計測されるのは

主にこのリン酸です。

また

土壌が酸性が強いと

土壌内で溶け出した鉄分と

残留しているリン酸が吸着・固定されて

たまっていきます。

難溶性リン酸と呼ばれるものです。

これら吸着残留したリン酸を開放するのが、

根や微生物の出す有機酸、

こうじ菌、酵母菌や

フミン酸、フルボ酸と言われています。

秋の肥料のくいつきに

おすすめの資材が

「フルボ酸9%」です。

←高品質!北米のレオナルダイト層から採取。

主成分は

フルボ酸(天然レオナルダイト由来)9.0%

ユッカシジゲラ抽出物(浸透資材)5.0%

です。

フルボ酸は

古い地層である北米のレオナルダイト層から採取した

高品質のフミン酸を

さらにもう一段階精製した

たいへん分解能力にすぐれた資材です。

←「フミン酸」をもう1段階精製した「フルボ酸」

塩害で土壌に蓄積した(NaCl)を分解し、

土壌内でカルシウムや鉄と吸着残留しているリン酸を開放し、

施肥したリン酸を有効に秋の新根・新芽の成長に繋げます。

海岸に近いコースなどでは特に

地上部の成長を抑制、根の成長を促し、

塩基飽和度を緩和する

「カルマグマックス(7-0-3)」

この夏、病害で悩んだ場合は特に

土壌内の菌態活性バランスを整え

土壌内の有害な要素や 悪玉菌を

分解除去できるバチルス菌資材

「コンパニオン」

混合施肥されると

いっそう効果的です!

よろしくお願いします!

(^^)

 

 

 


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