風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

2009年12月12日 | 音楽の話
今朝の新聞、モーツァルトのバイオリンの記事ありましたね。
6歳の頃弾いてたものだとか。

3年前、
友人の誘いで東京音大のコンサートを聴く機会がありました。
正直いってクラシック音楽は敷居が高いし、あとね、「オレ」、クラシックじゃないでしょ。と自己分析もしてました。
メロディと曲名と、作曲者がリンクするのは、ドヴォルザークの「新世界」、ベートーヴェン「田園」「運命」「第九」などなど・・・ぱっと挙げてそんなもんでした。
当日も、とにかく寝ちゃいかん!そんな意気込みで席に着いたのです。

ところが、敷居は高くありませんでした。
学生さんの卒業発表会みたいなもので、モーツァルトの格好した女の子が、その半生を分かりやすく紹介しながら演奏され、あっという間の2時間でした。

興味を持った時の僕は早い!
翌日、図書館に行き分厚い伝記を借りてきて一週間で読破しました。
神童と呼ばれた幼少期、馬車に揺られての旅、父との葛藤、奥さんとの関係、借金、
ケッヘル番号に記されたように、生涯600以上の曲を残しているのですよね。
時同じくして、CDも借りてきました。

で、ここで、にわか素人がこれ以上、うんちくを語るのはやめにしましょ。
音大を目指す人。音大を卒業されて学士を持っていらっしゃる方に失礼ですし。

で、僕なりに・・・最初、正直に感じたこと。

小学校の給食の時間を思い出しました。

その後、「するめサウンド」愛好の僕は、聞き続けているうちに、共鳴できる旋律と出会ってしまったのです。出会いというか、発見というか、琴線に触れたというのか・・・たまらなく良いのです。そのフレーズが流れてくると急に眼がしらが熱くなる時もありました。ここの、楽章のここからのビオラのフレーズとか、ここからのフルートとかね。
中には今流行りの音楽と250年の時を感じさせないメロディもあります。

あの頃、音楽室に飾ってあった、女装したおじさん達の肖像画のイメージは徐々に払しょくされつつあります。
大人になってからのクラシックは心を豊かにしてくれそうです。

今日は、朝のBGMにお勧めの一曲
モーツァルト「フルート四重奏曲 ニ長調 K.285」 第一楽章

窓から注ぐ新鮮な日差しの中で、煎れ立てのコーヒー、トースト、サラダも一緒にどうぞ


って、僕は、味噌汁に炊きたてご飯の方が好きですが・・・


コメント (1)
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