hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

7月の東山魁夷:スオミ

2020-07-18 10:05:35 | 絵画鑑賞

(2020年東山魁夷カレンダー7月「スオミ」より転載)



 今年の絵画紹介は、昨年12月1日に行った長野の東山魁夷館のリニューアルオープン展(過去記事)で購入してきたカレンダーからの紹介です。7月は「スオミ」という作品です。

 スオミとは、「森と湖の国」という意味で、フィンランド人が自国を呼ぶとき名だということです。
 東山魁夷は1962年に北欧4カ国を巡っており、その時見たフィンランドの景色を翌1963年に描いています。
 私も一昨年7月ツアーで同じく北欧4カ国を巡り、フィンランドではヘルシンキと郊外の街を訪れましたが、是非こういったフィンランドそのもの風景を見てみたかったです。残念ながら夏のフィランドの森はやぶ蚊が多くて、旅行には向かない様です。湖沼散策などのツアーの設定はありません。コロナが落ち着いて、機会があれば冬のオーロラツアーにでもと思っています。





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6月の東山魁夷:山雲

2020-06-15 08:23:16 | 絵画鑑賞

(2020年東山魁夷カレンダー6月「山雲」より転載)





 『今朝の天気』


(7:15頃)

 今朝の温度(6:00) 室温 リビング:27.2、 洗面所:28.5、 湿度(リビング):25%
 (昨日の外気温 東京、最高気温:23.1、最低気温:19.5
  本日の予想気温 最高気温:34、最低気温:22 )



 今年の絵画紹介は、昨年12月1日に行った長野の東山魁夷館のリニューアルオープン展(過去記事)で購入してきたカレンダーからの紹介です。6月は「山雲」という作品です。

  この作品は、1975年制作の唐招提寺御影堂障壁画「山雲」の一部です。魁夷は、1973年(65歳)から10年かけて唐招提寺御影堂の障壁画を制作完成させています。障壁画は日本と中国の風景が描かれていますが、この山雲は上段の間に描かれた日本の風景です。





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5月の東山魁夷:湖澄む

2020-05-14 07:13:55 | 絵画鑑賞

(2020年東山魁夷カレンダー5月「湖澄む」より転載)




 『今朝の天気』


(7:00頃)

 今朝の温度(5:00) 室温 リビング:24.9、 洗面所:26.0、 湿度(リビング):19%
 (昨日の外気温 東京、最高気温:28.7、最低気温:16.8
  本日の予想気温 最高気温:26、最低気温:15 )



 今年の絵画紹介は、昨年12月1日に行った長野の東山魁夷館のリニューアルオープン展(過去記事)で購入してきたカレンダーからの紹介です。5月は「湖澄む」という作品です。

 この作品は、1972年制作の「白い馬の見える風景」シリーズの一つです。有名な「緑響く」の舞台は蓼科の御射鹿池で、この池を有名にした作品ですが、湖澄むの湖は国内ではなく、ドイツのオーバー・ゼーという所の小さな湖をモチーフにしているということです。
 作品はリニューアルオープン展のⅠ期で、緑響くとともに展示されました。緑響くは原作が紛失していて、1982年に魁夷自身により再制作されていますが、1972年のシリーズ作品より大きな作品になっており、その分一層見ごたえのある作品になっています。その点で、本作「湖澄む」は印象がやや薄かったですが、舞台が海外とは思えない、日本画の雰囲気を強く感じる作品となっています。
 1994年に木版画が市販されていますが、原画は東山魁夷館に所蔵されています。
 リニューアルオープン展のⅠ期、Ⅱ期と出かけましたが、Ⅲ期はコロナの影響で出かけられませんでした。終息したら、また出かけたいと思います。






4月の東山魁夷:行く春

2020-04-15 08:28:18 | 絵画鑑賞

(2020年東山魁夷カレンダー4月「行く春」より転載)





 『今朝の天気』


(7:30頃)

 今朝の温度(6:00) 室温 リビング:18.7、 洗面所:20.5、 湿度(リビング):19%
 (昨日の外気温 東京、最高気温:17.2、最低気温: 5.4
  本日の予想気温 最高気温:21、最低気温: 7 )



 今年の絵画紹介は、昨年12月1日に行った長野の東山魁夷館のリニューアルオープン展で購入してきたカレンダーからの紹介です。4月は「行く春」という作品です。

 この作品は連作「京洛の四季」シリーズ(1964-66年)の中の一作品で、京都の祇王寺の芝庭を描いたものということです。
 「祇王寺は竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵で、『平家物語』にも登場し、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られております。」ということです。

 悲恋の尼寺の雰囲気というより、ファンタジックな印象を強く私は感じます。
 一般にはリトグラフの購入が可能(それでも高価)なようです。原画がどこにあるかはネットで調べましたが分かりませんでした。

 東山魁夷館のリニューアルオープン展は3期に亘って行われ、第Ⅲ期が4月6日に終わりました。Ⅰ期、Ⅱ期と行って、Ⅲ期も行く予定でしたが、コロナ禍で断念しました。もっとも、美術館はなくなりませんので、終息を待ってまた出かけたいと思っています。




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3月の東山魁夷:春の曙

2020-03-16 07:59:56 | 絵画鑑賞

(2020年東山魁夷カレンダー3月「春の曙」より転載)




 『今朝の天気』


(7:45頃)

 今朝の温度(6:30) 室温 リビング:18.2、 洗面所:21.0、 湿度(リビング):21%
 (昨日の外気温 東京、最高気温:12.0、最低気温: 1.8
  本日の予想気温 最高気温:14 、最低気温: 5 )



 今年の絵画紹介は、昨年12月1日に行った長野の東山魁夷館のリニューアルオープン展で購入してきたカレンダーからの紹介です。3月は「春の曙」という作品です。

 1975年制作の作品で、春の兆しを幻想的に描いた作品となっています。原画は英王室所蔵ということで観るのは難しそうです。復刻版のリトグラフが300部限定で製作されており、それなら入手も可能(でもそれなりに高価なようです)かもしれません。

 東山魁夷館のリニューアルオープン展の第Ⅲ期が4月7日まで行われています。この時期お出かけは出来るだけしない方がいいのでしょうが、せっかくの機会ですから、やはり観に行こうかと思っています。




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