hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

京王線沿線散歩・府中駅(5):大國魂神社・本殿・拝殿

2021-03-25 09:34:11 | 寺社・神社巡り

(大國魂神社・拝殿にて   3月11日撮影)





 『今朝の天気』


(7:00頃)

 今朝の温度(6:30) 室温 リビング:21.0、 洗面所:22.0、 湿度(リビング):42%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:20.5、最低気温: 6.7
  本日の予想気温 最高気温:19、最低気温:12)





(大國魂神社・拝殿)





(大國魂神社・拝殿、扁額「総社六所宮」)



 京王線沿線散歩、府中駅・大國魂神社の続きです。まずは、「拝殿」の写真を冒頭も含め3枚ほどご覧いただきましたが、今日は本殿・拝殿のご紹介です。
 大國魂神社の起源は、第12代景行天皇41年(西暦111年)5月5日大神の託宣に依って造られたもので、大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)を主神としています。この大神は、出雲の大国主神と御同神で、大昔武蔵国を開かれた神様ということです。



(大國魂神社・本殿  大國魂神社HPより転載)

 大神様は本殿に祀られているわけですが、由緒ある神社の例に倣って、我々はお参りするのは拝殿で、その後ろに本殿が建てられています。つまりは拝殿を通して本殿をお参りするという形になっているわけです。ということで、正面から本殿を見ることも、当然写真に撮ることもできないため、写真はHPからお借りしました。
 現在の本殿は 寛文7年(1667)の建立(再建)、その後2度ほどの大改修がされたということです。本来三棟の社殿だったものですが、寛文の再建の際に三殿一棟の特異な構造形式になったということです。

 【本殿中御神座の順序】
 中殿       大國魂大神 御霊大神 国内諸神
 東殿(向かって左)一ノ宮 小野大神 二ノ宮 小河大神  三ノ宮 氷川大神
 西殿(向かって右)四ノ宮 秩父大神 五ノ宮 金佐奈大神 六ノ宮 杉山大神
 武蔵国の一之宮(一宮)から六之宮までを合わせ祀るため、「六所宮」とも呼ばれます。

 なお、拝殿は明治18年の再建で、幣殿(神様へ捧げ物や、祭祀のため場所)が建物の背後に一体で併設されているということです。

 (以上、大國魂神社のHPの記事を参考にまとめています。)



(写真右:拝殿、左:本殿)




(拝殿)





(拝殿)






(本殿)





 (本日コメント欄お休みをいただいております。)










 

京王線沿線散歩・府中駅(4):大國魂神社・ハイライト

2021-03-24 09:16:57 | 寺社・神社巡り

(大國魂神社・本殿拝殿   3月11日撮影)





 『今朝の天気』


(7:00頃)

 今朝の温度(6:00) 室温 リビング:20.4、 洗面所:22.0、 湿度(リビング):37%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:15.8、最低気温: 5.7
  本日の予想気温 最高気温:20、最低気温: 8)




(馬場大門欅並木と大鳥居)




 京王線沿線散歩、府中駅の続きです。けやき並木通りを南に直進すると「大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)」に突き当たります。
 律令時代の武蔵国の国府であった府中、このため大國魂神社も武蔵国の総社(国内の神を合祀した神社)として設けられたということです。
 今日は大鳥居をくぐり、長い長いアプローチを進んで、本殿(拝殿)までをハイライトでご紹介します。




(社号標と大鳥居)





(大鳥居をくぐった参道、先に見えるのは「随神門」)





(随神門までの参道左にある「相撲場」)





(寒桜も迎えてくれました)





(随神門手前右の「手水舎」)




 随神門をくぐります。



(左には、「鼓楼」)




(右に「宝物殿」)



(宝物殿隣の「神楽殿」)





(随神門をくぐりと正面に「中雀門」が見えます。)



 中雀門をくぐると、やっと冒頭にご紹介した本殿(拝殿)にたどり着きます。
 今日は、主な施設をご紹介しました。この後、主な施設をもう少し詳しく、それとその他の施設についてもご紹介したいと思います。よろしければお付き合いください。




 (本日コメント欄お休みをいただいております。)






高幡不動尊(9・最終回):石像など

2021-02-15 08:23:33 | 寺社・神社巡り

(高幡不動尊:にこにこ地蔵   1月13日撮影)






 『今朝の天気:雨』


(7:15頃)

 今朝の温度(6:30) 室温 リビング:20.1、 洗面所:21.5、 湿度(リビング):46%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:18.2、最低気温: 6.3
  本日の予想気温 最高気温:16、最低気温:11)



(大観音像)



 高幡不動尊のご紹介、とうとう最後になりました。長らくお付き合いいただきありがとうございました。
 東北での大地震、大災害とまではなっていないようですが、昨日に続いて、まずはお地蔵様にご登場いただきました。続いて観音様に、ということでコロナの終息も含めて、お祈りをしたいと思います。



(上杉憲顕の墳墓)





(五輪塔)




 最後は、立派な五輪塔で締めていただきました。なお、上杉憲顕は15世紀中ごろの武将で、足利氏との戦いで敗れ、この地で自刃した人ということです。

 長々と引き伸ばしましたが、高幡不動尊の主要な建物はご紹介しました。もっとも、境内にはまだ多の碑蹟が置かれています。前に、川崎大師の碑蹟のご紹介をして、それも途中になっていますが、ここ高幡不動尊の碑蹟も次回はじっくりと巡ってご紹介したいと思います。いつになるか分かりませんが、それまでお待ちください。




 (本日コメント欄お休みをいただいております。)













高幡不動尊(8):千体地蔵堂

2021-02-14 09:26:36 | 寺社・神社巡り

(高幡不動尊:千体地蔵堂・正面遠景   1月13日撮影)







 『今朝の天気』


(7:30頃)

 今朝の温度(5:30) 室温 リビング:19.8、 洗面所:22.0、 湿度(リビング):40%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:16.2、最低気温: 4.9
  本日の予想気温 最高気温:18、最低気温: 8)



 昨夜は福島・宮城で6強の激しい地震がありました。私も丁度布団に入ったところで、震度4に近いかと思われる強い揺れを感じました。すでに、多くのけが人のニュースが報じられています。これ以上被害が拡大しないことを祈りたいと思います。
 今日は高幡不動尊の千体地蔵堂のご紹介をしています。お地蔵様のお助けもいただきたいと思います。





 さて、日曜日になりました。2月の温度統計の中間報告です。

 【2月8日~13日の朝の天気】




 「温度推移表」
 

 「温度グラフ」
 




(千体地蔵堂・正面)





(千体地蔵堂・側面)





(千体地蔵堂・背面)



 高幡不動尊のご紹介もそろそろ最後が近づいてきました。前回の仁王門で主な建造物の紹介は終わり、今日は付属施設の千体地蔵堂をご紹介しています。五重塔の地下に札所があるのですが、その隣にあります。お札をいただいたら是非お寄りください。なかなか、荘厳な雰囲気の地蔵堂で、信者の方が寄進したものと思われますが、陶器製のお地蔵様が、お堂全体にずらーっと並んでいます。
 地蔵様といえば、釈迦の死後、56億7千万年後に次の仏である弥勒菩薩が成仏するまでの無仏時代(いわゆる末法時代)に、人々の救済を託された菩薩様です。地獄の王、閻魔様は地蔵様の化身ということでも知られていて、地獄から極楽浄土へ人々を助け上げる役割を持つとも言われています。
 お釈迦様の後継者が決まっているという話は面白いですね。また、彌勒菩薩は実在したという説もありますが、真偽は定かではありません。
 真言宗で、浄土世界の菩薩様というのもピッタリ来ないですが、やはり人は最後は極楽浄土へ行きたいのですよね。いわゆる高僧と言われる人も、亡くなる間際には、「南無阿弥陀仏」と唱えるということですから、これぞ、最後の「煩悩」ということかもしれません。



(正面・左側面の如来像のレリーフ)


 以下3枚は、正面の見事な彫刻です。

























高幡不動尊(7):仁王門

2021-02-11 09:03:09 | 寺社・神社巡り

(高幡不動尊:仁王門   1月13日撮影)






 『今朝の天気』


(7:00頃)

 今朝の温度(6:30) 室温 リビング:18.9、 洗面所:20.0、 湿度(リビング):32%、
 (昨日の外気温 東京、最高気温:12.1、最低気温: 1.7
  本日の予想気温 最高気温:14、最低気温: 4)


 高幡不動尊の伽藍、本日は「仁王門」をご紹介しています。高幡不動尊の案内図には正面に「総門」の表示がありますが、建物はありません。正面右側の仁王門が事実上の大門の役割をしているようです。火災にあった高幡不動尊ですが、不動堂とともに室町時代の建造物として現存しており、重要文化財に指定されています。





 仁王門ということで、両脇には仁王様(金剛力士像)がにらみを利かせ、お寺を護っています。手には魔よけの仏具「金剛杵(こんごうしょ)」を持ち、口は、「阿」に、「吽」になっています。
 この金剛杵と「阿」字、「吽」字は、真言密教の真理の世界、深淵な秘密の世界を象徴するものです。つまりは、曼荼羅世界を表しています。一般的に知られる曼荼羅図とともに、真言密教ではその真理を象徴する4つの曼荼羅(「四種曼荼羅(ししゅまんだら)」)があります。曼荼羅図は「大曼荼羅」と呼ばれています。
 金剛杵は、「三摩耶(さんまや)曼荼羅」に含まれます。「大曼荼羅が全体像とすると、この曼荼羅は個別的部分表現を意味する。この曼荼羅は生きとし生けるものを救済する知恵や力を意味する。具体的には刀剣・宝珠・蓮花・金剛杵(こんごうしょ)などの持ち物または印をもって示される。」
 梵字の「阿」字や「吽」字は、「法曼荼羅」に含まれます。「真言密教ではことばのもつ象徴的な機能をきわめて重視している。口にすることばだけでなく、ついに存在するところのすべての実在がそのままことばである、というところまで到達する。これが法曼荼羅である。実在がことばであるとみるためには深秘の瞑想が必要であり、それをわかりやすくするため、仏菩薩を表示する一字・二字の梵字、真言経文、などのもつ意義をもって法曼荼羅とする。」
 この他に四種曼荼羅には、「羯磨(かつま)曼荼羅」があります。「大曼荼羅・三摩耶曼荼羅・法曼荼羅、それらすべてを通じてみられる活動を表し、仏菩薩が生きとし生けるものを救済するために、つねにさまざまな姿をとって現れている、それを羯磨とよぶ。(東寺などの立体曼荼羅も羯磨曼荼羅とよばれる)」

 高幡不動尊が、真言宗智山派のお寺ということで、真言密教の「曼荼羅」について少しだけ取り上げてみました。










 (本日コメント欄お休みをいただいております。)