hiroべの気まま部屋

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5月の東山魁夷:湖澄む

2020-05-14 07:13:55 | 絵画鑑賞

(2020年東山魁夷カレンダー5月「湖澄む」より転載)




 『今朝の天気』


(7:00頃)

 今朝の温度(5:00) 室温 リビング:24.9、 洗面所:26.0、 湿度(リビング):19%
 (昨日の外気温 東京、最高気温:28.7、最低気温:16.8
  本日の予想気温 最高気温:26、最低気温:15 )



 今年の絵画紹介は、昨年12月1日に行った長野の東山魁夷館のリニューアルオープン展(過去記事)で購入してきたカレンダーからの紹介です。5月は「湖澄む」という作品です。

 この作品は、1972年制作の「白い馬の見える風景」シリーズの一つです。有名な「緑響く」の舞台は蓼科の御射鹿池で、この池を有名にした作品ですが、湖澄むの湖は国内ではなく、ドイツのオーバー・ゼーという所の小さな湖をモチーフにしているということです。
 作品はリニューアルオープン展のⅠ期で、緑響くとともに展示されました。緑響くは原作が紛失していて、1982年に魁夷自身により再制作されていますが、1972年のシリーズ作品より大きな作品になっており、その分一層見ごたえのある作品になっています。その点で、本作「湖澄む」は印象がやや薄かったですが、舞台が海外とは思えない、日本画の雰囲気を強く感じる作品となっています。
 1994年に木版画が市販されていますが、原画は東山魁夷館に所蔵されています。
 リニューアルオープン展のⅠ期、Ⅱ期と出かけましたが、Ⅲ期はコロナの影響で出かけられませんでした。終息したら、また出かけたいと思います。