医大生・たきいです。

医大生的独言。

星に願いを

2013-07-29 23:59:59 | 医大生的生活

おかげさまで日本縦断の旅は幕を閉じました。通過しただけのものも含めて、重複を省いて行ったところ順に、栃木・茨城・埼玉・東京・神奈川・静岡・愛知・岐阜・滋賀・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・山口・福岡・熊本・鹿児島・香川・徳島・高知・福島・宮城・岩手・秋田にお邪魔しました。書ききれなかったところの都市は連載していこうかと思います。そちらもこうご期待。医大生・たきいです。


さて、旅の最後の街で医学を学ぶ学生たちの中にはもともと知り合いも多かった。彼らを訪ねた。すると同じ学年の新しい友だちもできた。新たな友だちができると嬉しいものだ。

日本海を見るのはずいぶんと久しぶりのことだったと思う。海なし県の大学生として、海が身近にあるのはうらやましい。日が沈みきった海では月のみが明るく輝いていた。花火をした。夏を全身で感じる。7月なのにひんやりと寒かったけれど。

買ってきた花火は全部やりきってしまって、砂浜に通ずる石の階段でみんなで横になって空を見上げた。未だ嘗て見たことのなかった星空が広がっていた。夏の大三角形を見上げては、他の星が織りなすあの三角形と「相似」なんじゃないかと幾何学をはじめたぼくら。かつては下を向いて眺めていた平面図形も、大学入試が終わればそれは頭上にあったのである。一回しか見れなかったけれど、流れ星がいくつも見えたらしい。これぞ夏。

日本縦断の旅にふさわしい素敵な最後でございました。

宿を貸してくれた友人も、地元を案内してくれた同級生も、楽しいところに連れて行ってくれた先輩も、鹿児島中央駅で小銭をぶちまけたときに一緒に拾ってくれたきれいなお姉さんにも、この旅で出会ったすべての人に感謝いたします。ほんとうにどうもありがとうございました。

日本というのは、広いともいえるし、狭いともいえる。この旅を通じて、一回り大きくなって、財布の中身は一回りも二回りも小さくなりました。何よりも、人とのつながりのありがたさを感じました。わたくしという人間、大した能力も才能もありませんが、心優しい友人に恵まれていることは、胸を張って誇れる唯一の取り柄。そのことに気がつけたのが今回の旅最大のお土産です。

みなさんお元気で!!









(節約ごはんだけに思考を巡らせている人(笑))









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