明日はＯＢ会、欠席です・・・

　明日は、

　　１５年前まで勤めていた会社のＯＢ会

　　といっても、

　　　同じ部門に属していて、

　　　早期退職した仲間の集まりだったのですが、

　　　最近は、定年退職者（？）が増えてきて

　　　ＯＢ会も様変わり。


　今年（明日）は、

　　初めての通関士講座の開講日になるので

　　　仕事を優先しました。

　　　まさに、これからテキスト原稿を作るという

　　　相変わらずの突貫工事なのです。


　その前に、

　　毎日チェックしているという

　　　ブログファンの皆さんがいらっしゃるので、

　　　一言、書いておこうと思ったのですが、

　　　明日は、土曜日なので、

　　　会社で読んでいる人は

　　　ご覧になるのが月曜日になりますね。


　その頃から「早期退職」 early retirement

　　　なんて言葉があったんです。

　　　会社都合という扱いになって

　　　直ぐに、失業保険が貰えました。


　思い出すのは、ある同僚の生き方でしたね。

　　　本人は、私達と一緒に退職したかったのですが、

　　　一緒に抜けてしまうと、

　　　部下の再就職の面倒を見ることの出来る

　　　人間がいなくなるので残られましたね。


　今日も学生さんとお話する機会があったのですが、

　　　内定取消になったらどうしますか？

　　　と聞いたところ、

　　　留年する授業料と生活費と慰謝料を請求する、

　　　という人が多かったですね。

　　　権利意識がしっかりしているというか、

　　　今風という印象を受けました。


　　　昨日、夕刊フジで同じようなケースで

　　　東大生が１千万円貰ったなんて記事もあり、

　　　年は取りたくないもんだと

　　　最終電車でウトウトと夢を見ていました；


　　　　学生に戻った私が内定取消になったのです。

　　　　学生の私が電話で答えていました：

　　　　　景気の浮き沈みは何時の時代にもあります。

　　　　　給料が払えなければ無給で良いですよ。

　　　　　一旦骨を埋めると決めた会社です。

　　　　　会社再建のお手伝いをさせて下さい。


　　　学生に、夢の話をしたら、

　　　先生、悪い夢を見ましたね・・・・

　　　（老兵は死なず、ただ立ち去るのみ。）

就職氷河期の再来！

こんな見出しまで載るようになりました。

就職氷河期の再来！

嫌なキーワードですね。


　トヨタの減産のニュースが駆け巡り、

　　「非正社員の首切り」が始まってから

　　「内定取消し」まで早かったですね。

　　
　もっとも、

　　「新聞で貿易」の勉強会で、

　　　定期的に新聞を読んで議論していると、

　　　私達のような経済に縁のない素人でも

　　　この傾向は春ごろから十分に予測できました。

　
　ですから、

　　　何で、一流企業が有効な手立てを講じず、

　　　安易な労務対策で乗り切ろうとするのか

　　　理解できないですね。


　　　一番弱い非正社員や学生を苛めるくらいなら

　　　正社員からやれよ！


　と思っていたら、今朝の朝刊に

　　「ソニー１万６千人削減」がトップ記事でした。

　　　　内訳は

　　　　　　正社員　　　８千人
　
　　　　　　非正規社員　８千人

　　　　　　ということで、バランスを取り出したのかな・・・


　　　しかし、雇用調整なんて

　　　　　　例え毒が入っていても安い餃子を輸入する。

　　　　　　儲かるなら嘘の原産地も平気で偽装する。

　　　　　　そんな体質と全く同じですよ！


　　　企業の存立基盤は利潤の追求という

　　　　　　「アホの１つ覚えで」

　　　　　　従業員や人々を不幸のどん底に陥れている。

　　　　　　そんな企業は社会に必要とされない、

　　　　　　ということに気がつかない。


　　　企業の社会的責任の欠如！

　　　企業に品格がない！

　　　　　などと言えるのは、

　　　　　気楽な中年フリーターだからでしょうね。

　　　　　
　そんな中で、

　　　今日（１２月１０日）の産経新聞２６面の

　　　「内定取り消します」という記事で、

　　　記事の最後の方に：

　　　　再就職活動中、

　　　　内定取消をした就職担当者と電話で話したら、

　　　　　面接のアドバイス、

　　　　　長所・短所を一生懸命考えてくれた。

　　　　　２次、３次と選考が進むにつれ、

　　　　　一緒になって喜んでくれた。


　　　　という下りがあって、少し安心しました。

内定取消しは１００万円？

　今日の日経３８面に載っていました。

　マンション市況が低迷し

　業績が急速に悪化したためだそうです。


　　日本綜合地所が迷惑料という補償金を

　　当初４２万であったのを、

　　雇用情勢が悪化し

　　就職活動が難航する可能性が高いと判断し

　　１００万にしたそうだ。


　１０月中旬に知り合いの大学生に聞いたら、

　　内定取消しで友人が２０万円貰ったと言っていたが、

　　もう１２月だもんね。

　　３年生が活動している時期だから

　　今からは可哀想だよな。

　　１００万円貰っても・・・


　また、昔話で恐縮ですが、

　　オイルショックで就職が厳しいということは

　　大学の教授も私達学生も知らずにいたので、

　　冬休み前に担当教授から

　　　私の力では皆さんを就職させることが難しいので

　　　家に帰ったら家の人にコネがあるか聞いてくるように

　　　と言われ「？」


　　　責任感の強い先生だったので、

　　　自嘲気味に紹介はしてくださったけれど、

　　　留学資金を貯めたら直ぐ辞めるつもりをしていたので、

　　　これ幸いと、丁寧にお断りして、

　　　自分で見つけました。

　　　卒業式の前日に採用通知がきました。

　　　捨てる神あれば、拾う神あり！

　　　もっとも、楽天的でしたね：

　　　　ギリギリまで努力せよ！

　　　　最後の最後まで希望を捨てるな！

　　　　何とかなるもんだ、人生なんて。


　　　その頃から、

　　　綱渡りの人生を歩むようになったようです。

転職とはタイミングなり！

　私自身は

　　就職活動をしたことがなくて、また、

　　転職活動もしたことがなくて、

　　昨日の通関士講座の懇親会では、

　　転職相談は、

　　経験豊富な受講生の先輩達に任せきりでした。

　　
　新しいメンバーに、この人に聞けば

　　途中からの受講のノウハウを教えてくれるとか

　　再受験のノウハウはこの人に相談すればとか、

　　通関士の仕事の内容はこの人とか

　　外資系はこの人に聞くようにとか

　　交通整理に徹していました。


　職務経歴書の書き方を変えただけで

　　今まで３０件提出しても

　　全く相手にしてもらえなかったのに

　　嘘のように、反応が良くなったとか、


　沢山の紹介所を利用した方が効率が良いとか

　　あの紹介所はどうだったとか、

　　具体的に経験談を話されていたようですね。

　　面白い業界情報も飛び交っていました。


　そんな話の中で、

　　転職とはタイミングですね。

　　なんて発言もあって、

　　これからタイミングが厳しくなるのかと

　　心配して聞き耳を立てていました。


　後日談ですが、

　　就職で苦労されてる方々の話は人事とは思えず、

　　余り参考にならない話しか出来なくて・・・

　　と丁寧で、かつ、謙虚なメールを貰って驚きます。


　昔は、良かった、という話を

　　今しても全く意味がないので黙っていましたが、

　　今の経営者とか会社を動かしている人は

　　官僚や政治家並みのハートしかないようで嘆かわしい！


　　経営環境が苦しいから従業員をリストラするなんて

　　その前に、正社員でない雇用形態を作って、

　　そこから先に切り捨てるなんてことを

　　日常的に社会制度の一貫として平気でやっている。


　　何等良心の呵責がないのが不思議だ。

　　どこか狂っている！

　　などと言うと

　　サラリーマン落伍者が何を言ってるのと

　　変な目で見られるので、今日は、この辺りで失礼・・・

貿易実務検定、冬の陣終わる！

　年内に、通関士とダブル合格！

　年内に、貿易実務だけは合格！

　　そんな思いを胸に今日の貿易実務検定に

　　向かわれた方も多かったでしょうね。

　　普段の勉強と直前の集中力の成果が

　　結果に現われる傾向が強いのがこの試験の特徴ですが、

　　時々、過去問題レベルより難しくなることがあります。

　　今回はどうだったのでしょうか？

　　
　　Ｃ級とＢ級の結果は自己採点で直ぐにわかりますが、

　　準Ａ級は結果発表まで待ちましょうね！


　さて、今日は、スクールきづの

　　　通関士講座、

　　　再々チャレンジ勉強会

　　　（次年度は開催しない予定ですが、
　　　　先輩から噂を聞いた受講予定者から
　　　　強い要望があり・・・・・・・・）

　　　合同の打上げ＆懇親会　でした。


　ＯＢと２１年度の受講予定者も加わっって

　２５人の嬉しそうな顔ぶれが揃いましました。

　　　勝っても驕ることなく

　　　負けても挫けることなく

　　　結果は結果、時の運、

　　　頑張った者だけが知る至高の喜びを共有しあい、


　　　通関士の仕事の内容、

　　　転職・就職のノウハウなどが

　　　先輩から後輩に伝えられ、

　　　新たな目標を語りあっていました。

　　　　
　　日本の将来を担う若者に囲まれ、

　　　まだまだお役に立てることが残されているようで

　　　大きなエネルギーと方向性を頂きました。

　　　来年も頑張るぞ！

　　　有り難う！！