えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

秋のティータイム ~エタージェラでオマージュ~

2016年10月03日 | ティータイム

 

 10月に入ってもいつまでも蒸し暑いですが、体は「食欲の秋」を感じていますね。尤も、私の気功&ヨガの先生によると、秋は胃酸が多く出るので食欲があると勘違いして食べてしまうというのが、「食欲の秋」のメカニズムらしいですよ(^_^;

 幼い頃から家族には「痩せの大食い」と言われてきたほど、私はあれこれ気にせずに好きなものを食べてきましたし、食欲がないとか食べられないとかいう経験もほとんどないまま、40代を終えました。
 ところが、50代に入ってすぐに患った急性肝炎を機に、めっきり脂肪の消化力が落ちて、食べられないものが少しずつ増え…。60代が近づいた昨年は、足底を傷めた昨秋から歩くのがままならなくなり、旅行や里山散策ができないでいるうちに足の筋肉が落ち、少しずつ食が細くなって免疫力も落ち、風邪ばかり引くようになり、さらに歩けなくなり…と、見事な悪循環に陥ってクルクルクルクル……気づけば、史上最低体重を日々更新していました(^^ゞ 10年前に乳がんの治療をしたときでさえ、こんなに痩せなかったのに…(^_^; どこまで落ちるだろうと、半ば他人事のように10ヶ月間見守ってきたのですが、初夏から夏にかけて、孫の世話などで無理やり動くうちに食べられるようになり、気づけば夏の終わり頃に底を打ち、ようやく体重が上昇に転じました。よかった(*^▽^*)

 え~、頭もクルクルクルクル無駄に回っておりますが、何が言いたかったかと申しますと…体が弱ると食品に対して敏感になり、自分の体に合う食品・合わない食品がすぐにわかるようになるということでございまして…。ですから、この10ヶ月間に私がずっと食べられたものは、きっと質のよい食品なのだろうと思うのです。それが、こちらの過去記事で紹介した「WA ! HOGREL GYM」というスポーツジム併設の「Why not ? 」というカフェで、F子さんが作ってくれる軽食だったのです。「だった」というのは、10月から食べられなくなってしまったからで…F子さんが介護離職を余儀なくされ、先月末をもって退職されてしまったのです(^_^;

 F子さんの食事は、材料を吟味し、旬の有機野菜を活かし、丁寧に丁寧に調理していることが伝わってくるものでした。特に私のお気に入りだったのはサンドイッチ…。

      
            (右上&左下はランチプレート)

 

  彼女のサンドイッチを食べ収めすべく、最終日にカフェに出向くと、同じことを考えた人が少なからずいたようで、平日の昼間にも拘らず、ジムとカフェはいつも以上に賑わっていました。そう、彼女の作ってくれるもの、彼女の笑顔や雰囲気、彼女自身が、大勢の人を引きつけていたのですね…。
 テーブルがいっぱいだったので、テイクアウトして自宅でお茶しました。足底の不調で遠出ができず、自宅周辺でうろうろするしかなかった日々を支えてくれた彼女へのオマージュとして、画像を残しました。大袈裟に聞こえるでしょうが、本当に彼女に感謝しているし、彼女の離職が残念でならないのです。

 こちらの過去記事で紹介した、柄プリント自作(ポーセラーツ)のエタージェラを登場させました。

          
 最後にいただいたのは、ハム&卵のサンドイッチですが、なんと、「鬼平インゲン」という平たいインゲンが入っているのです。卵の柔らかさとインゲンの歯ごたえのバランスが絶妙でした。

 彼女のサンドイッチは、ちょっとユニークなのに、味と歯ごたえのバランスがとてもよかった…。季節に応じて日替わりで2種類ずつ、通して全部で10種類ほどあったでしょうか。画像に残していないのが今となってはとても残念ですが、私の記憶にはちゃんと残っています。BLT・BLS(Sはしめじ!)・キャロット&クリームチーズ(遠目にはサーモンのように見えたっけ…)・かぼちゃサラダ・ツナアボカド&チーズ・ミートソース・焼きなすマリネ&ベーコン・ラタトゥイユ・カレーサラダ・塩麹チキン…。丁寧に炒めた玉ネギがポイントのものが多かったですね。そのままでも、ホットでも美味しかったな。

 サンドイッチとともに、コーヒーもよく飲みました。
   
 ドリッパーで淹れてくれるときは、F子さんはこの「HARIO」V60タイプのプラスティック製ドリッパーを使っていました。ドリップ部分が台形ではなく真円、つまり全体が円錐に近い形なのです。彼女は「すっきりした味になる」と表現していました。ドリップ部分が直線ではなく、一点に中央に集中するからでしょうか…。


   
 1カップ用はカフェで売られているのですが、一回り大きめのがほしかったので、彼女に頼んで仕入れてもらいました。ペーパーフィルターも専用が必要なので、我儘を言って一緒に…。くだんの「HARIO」のネットショップより安価だったと思います。

         (拡大してご覧ください)
          添付の「おいしい淹れ方」

 「抽出時間は杯数分に関係なく3分を目安」とありますね。知らなかった…。

   

 

   
 これで淹れると、確かに雑味が入らない気がします。

 

                                              

 

 両足底の複数の炎症が治らず(今でも完治はしていませんが)、整形外科や足専門のクリニック・整体治療院・靴屋など数ヶ所をハシゴし、それぞれに違う診断や指導を受けて混乱したばかりか、炎症が他へも飛び火し、いろいろなことが起こったこの1年…。そういうときに限って、家族それぞれにもいろいろな変化が起きて、体は動けないけれど、精神的には本当に目まぐるしい月日でした。
 そんな生活の中で出会ったくだんのジムとカフェ。遠出のできない私にとって、ここで過ごす時間---一人で静かに過ごすときもあれば、ジムのイケメンお兄さんや顔なじみになった仲間たち、そしてカフェのF子さんとおしゃべりして過ごすことも…---そんな時間が、私の心身の憩い、支えだったのです。

 F子さん、短いおつき合いでしたが、素敵な時間と空間を本当にありがとう! ご両親の介護も大切ですが、それ以上にご自身の御身を大切にしてくださいね。そして、ときどきカフェに顔を出してください。再会を待っています! 

 肝心な追伸です。F子さんは離職しましたが、K子さんという方がバトンを受け継ぐそうです。ですので、私のジム&カフェ通いはこれからも続きます。どうぞご安心ください(^_^)v K子さんは「みそソムリエ」だそうですよ。それもまた楽しみです(#^.^#)

彼女のような離職ケースはまったくもって社会の損失だと思うtakuetsu@管理人

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 600円のミニギャラリー ... | トップ | 本日の一品(148) ~厚揚げ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ティータイム」カテゴリの最新記事