台風14号が大過なく去り、ようやく秋らしい天気に恵まれるようになりました。
その台風が近づきつつあった先週末、東京都の青梅市と羽村市にある彼岸花の名所を訪れました。今年の東京はほとんど緊急事態宣言下にありましたし、オリパラやら酷暑の間は自宅周辺で過ごしていたので、1時間以上ドライブして花見に出かけるのは4月以来のことでした(^^ゞ 生憎の曇天でしたが、雨に降られることなく、静かな里山の初秋の風情を楽しみました。
あまり良い画像はありませんが、コラージュで紹介します。
(★これより下の画像をクリックすると大きい画像が見られます。★撮影日は2021年9月17日です。)
初秋の里山 ~霞丘陵自然公園&多摩川土手の彼岸花~
昨年6月のアジサイの季節に訪れ、こちらの過去記事で紹介した「塩船観音寺」に隣接する自然公園です。入口を入るとすぐ、この彼岸花の野原が目の前に広がっていました。
赤い彼岸花は5~6分咲きというところだったでしょうか…黄色い彼岸花はあまり見かけませんよね。野原の横の土手を上がったところに広がっていたのが、トップ画像(↑)です。
アジサイやサツキが徒花(あだばな)を鮮やかに咲かせていました(↑&↓)w(☆o◎)w
【後日追記】(2021.10.18)----------------------------------------
時節はずれに咲く花のことを、「帰り花」ともいうのですね。徒花より素敵ですね。いかにも無駄みたいですものね(^^;
Wikipediaより引用します:帰り花(かえりばな)とは、11月頃の小春日和に、桜、梅、梨、躑躅などの草木が本来の季節とは異なって咲かせた花のこと。ひとが忘れた頃に咲くので、「忘れ花」といった言い方もされる。「返り花」とも書き、「二度咲」「狂い咲」ともいう。
俳句では冬の季語だそうです。
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赤松林の足許には野草があれこれ…ヤマホトトギス・ミズヒキ・キンミズヒキ。ヒョウモンチョウが留まっているのは、タムラソウでしょうか…。
<「塩船観音寺」>
公園に隣接する「塩船観音寺」は、この時季は彼岸花や萩が境内を彩ります。萩は4種類見られるとのことですが、境内全部を歩かなかったので、2種類しか見つけられませんでした。シュウカイドウやシュウメイギクもちょうど開花していました。
このお寺は、4月下旬~5月上旬にツツジ、6月にアジサイ、7月中旬にヤマユリと、季節ごとに花を楽しむことができます。
なお、尾根に出るとハイキングコースにぶつかり、散策を楽しむこともできます。
「霞丘陵ハイキングコース」
「霞丘陵―青梅市の北側に広がる花と古刹のコース―」
また、近隣には「吹上しょうぶ園」があり、「塩船観音寺」から徒歩でも30分で行くことができます。
<羽村市の多摩川の土手>
羽村市を横断している多摩川の河川敷に「宮の下運動公園」があり、土手沿いにサイクリングロードと桜並木が整備されています。その土手の法面を、満開の彼岸花が埋め尽くしていました。ランチ先の店に行くために運動公園の第一駐車場に入ったところ、たまたま目の前にこの土手があったのです。ラッキ~(^^)v
<羽村根がらみ前水田>
ランチする予定にしていた古民家カフェでは食事ができなくて(現在はテイクアウトのみ)残念でしたが、目の前に広がる広大な水田に魅了されました。でも、あれれ? いつかどこかで見たことがあるような……???
そうなんです、昨年の4月初めに訪れたときは、ここは色とりどりのチューリップ畑だったのです 「いつかどこかで」じゃなくて、「去年ここで」なのでした(^^; 春に休耕田を利用した花畑だったところが、稲穂が首(こうべ)を垂れる見事な水田の景色に変わっていたというわけです。あまりのギャップにびっくりこっくりw(☆o◎)w
米軍の横田基地が近くにあるので、「霞丘陵自然公園」にいる間、上空には米軍機がしょっちゅう飛んできていました。左は往きに車内から撮ったオスプレイ…(^^ゞ
来月は緊急事態宣言が解除されるでしょうか…晴れて県をまたいで出かけられるといいなぁ…。食欲の秋、行楽の秋…少し楽しめるといいですね。