31.
放射線治療の合間、友人から続々とお見舞いの品物やメッセージが届いたのも、通院の日々の支えになった。 . . . 本文を読む
今年も夏本番となりました。寝苦しい夜は、私の「ショートショート」初版?の『私のアラビアンナイト』をお読みいただいてから、お休みになるのもよろしいかも...なんちゃって!?
さて、第2弾は、かの格調高き『枕草子』を、大胆にもパロディー化してしまおうという試みでございます。あ~、清少納言さま、お願いだから、恨んで枕元に出てこないでね~。 . . . 本文を読む
30.
技師たちは男性2名女性1名、計3名が交替で2名ずつ治療に当たってくれた。どの人も感じがよく、毎日全く同じことの単純な繰り返しなのに、丁重に応対してくれた。彼らの爽やかな笑顔と態度が、どれほど治療を楽にしてくれたことか…感謝の気持ちでいっぱいだった。 . . . 本文を読む
29.
2005年6月23日。いよいよ照射を2回残すのみとなったその日、治療仲間のMさんとまた会った。彼女は私に手作りのプレゼントがあると言ってくれる。思いがけなかったし、母のような年齢の同志がそんなことを言ってくれるので、本当に嬉しい。治療の後一緒に病室に来てほしいと言うので、彼女の治療が終わるのを待った。 . . . 本文を読む
28.
そんなふうに、目に見える部分、見えない部分両面で、少しずつ放射線照射の副作用を感じながらノルマをこなしていく日々にも、良いことがあった。治療が半ばにさしかかる頃、待ち時間に治療仲間と会話するようになったのだ。同じ時間帯に複数の同じ患者が治療に来るので、自然と顔見知りになった。 . . . 本文を読む
5月に訪れた町田薬師池公園の様子を以前ご紹介しましたが、夏は池を大賀蓮がダイナミックに彩ります。
そんな夏の町田薬師池公園の画像を、4回に分けてご紹介します。1回目は大賀蓮の特集です。 . . . 本文を読む
26.
放射線照射部位の外見上はほとんど変化のないまま、通院は順調に進んだ。全身的にも特に自覚するような変化はなかった。変わったことと言えば、体重が少しずつ減ってきたことくらいだ。毎日午前中はほとんど同じことの繰り返し、ときどき帰り道に買い物して気分転換したりしながら、淡々と過ごした。 . . . 本文を読む