
今回は、
そこらにテキトーに生えてるもんやないよ。
植えられたものを、
植主の許可いただいて、
手撮りした。
鮮やかなオレンジの金魚草。
やけど、
これを植える際に、
凄まじく、
悲しい話があった。
ミチコちゃんと言う小学生が、
転校していく友達から、
たくさんの金魚をいただいた。
ミチコちゃんは、
大切に、
これらの金魚の世話をした。
ある日、
ミチコちゃんの家が、
認知入ったじいちゃんを引き取らねばならなくなった。
このじいちゃんは、
電源入れてないテレビ画面をじっと見て、
笑ったり泣いたりして、
「いい番組が多くなった」と勝手にホザいていた。
でも、
家のものは、
じいちゃんはボケてるだけで無害と判断した。
これが、
悲劇の幕開けを到来させる。
じいちゃん残して、
家のものは、
外出することが頻繁になった。
そして、
じいちゃんの食事の用意をド忘れする大ミスを犯す。
ミチコちゃんが帰宅した時、
じいちゃんは台所に立って、
何か作っていたので、
覗きに行ったら、
ナント、
じいちゃん、
金魚の吸い物作っていた🙀
ミチコちゃんは泣き出して、
「くたばりぞこないが!」と罵った。
じいちゃんは、
ミチコちゃんを睨み付け、
「理由もなく年寄りをほめるんじゃない!」と言い返した。
話しにならなかった😠
そんな時、
近所の親切なババさんが、
煮炊きされた金魚を花壇に埋めるように提案した。
ミチコちゃんはその通りにして、
ババさんからもらった金魚草の種を撒いた。
こうして、
春の訪れとともに、
オレンジの鮮やかな花々が、
この花壇を覆い、
大いに、
美しさと艶やかさを提供してくれることになった。