
今日、突然 沖縄にいる下の息子から手紙が届きました。
茶封筒に入れられた手紙、いったい何だろう?と不思議に思いつつ封を切ったら中から 手紙と共に4千円が出てきました。
息子から手紙なんて貰ったことは ありませんでしたし、何でお金が入っているのか 訳が分からず とりあえず手紙を読みました。
・・・・・・思わず涙が溢れました。
手紙はこんな感じで書かれていました。
「前略、お母さんへ
沖縄へ来てもう半年近くになります。その間に色々な出会いがおきて本当に沖縄へ来れてとても良かったと思っています。 そして毎月の仕送りのおかげで何の不自由もなく生活できてとてもうれしいです。 その毎月の仕送りのために父さんと母さんが大変な思いでお金をかせいでいるのが今回自分が働いて身を持ってわかりました。
だから、少しでも恩返しがしたくて働いた給金の一部を送ります。これでおいしいものを食べるのもよし、好きなものを買うのもよし、好きに使ってください。
育ててくれてありがとう。」
恥ずかしがり屋の息子の精一杯の表現だとおもいます。
それに 働いたお金の一部と書いてきましたが この金額は彼が始めて働いてもらったお給料の半分の金額です。 大金です

びっくりしたし、息子の気持ちがうれしかったし・・・
私の気持ちは ひとことではいい表せません。

我が家は去年までは 私と下の息子が東京、ツレアイが鹿児島、上の息子が京都の3ヶ所に分かれて住んでいました。 今年からは ツレアイと上の息子が鹿児島、私が東京、下の息子が沖縄、とやっぱり3ヶ所に分かれて暮らしています。
経済的には やはり大変で息子たちには あまりたくさんの仕送りはしてやれません。 なのに息子がこうして感謝してくれてるなんて・・・

育ててくれてありがとう、だなんて・・・・
こちらこそ「ウチに生まれてきてくれてありがとう。」という気持ちでいっぱいです。
たまたま仕事で家に戻ってきていたツレアイは「このお金は勿体無くて使えないよな。」と言ってました。
でも、息子はきっと使って欲しくて送ってくれたのでしょうし・・・
何に使うかよ~く考えて大切に使いたいと思っています。