
約1年ぶりに故郷広島に戻ってきました。
たまたま広島に着いた日が広島カープの今シーズン最後の試合で 緒方選手の引退の日だったので新幹線から見えた球場は満員でした。
駅の売店もカープグッズがたくさん並んでいて 広島に戻ってきたな、と感じました。

今回は親戚のお宅には泊まらず 母、妹と3人でホテルに滞在したのですが ホテルのそばに母が卒業した小学校がありました。
母を誘ってその小学校まで散歩に行ったのですが そこでその小学校の平和資料館というのを見つけ 入ってみました。

母の小学校は 当時は珍しい立派な鉄筋コンクリート作りの校舎だったそうです。
爆心地にあった校舎はなんとか残り そこが負傷者の救護所として使われたのだそうです。 当時、子どもを探しに来た人や被災者を探しに来た人たちが校舎の壁にチョークで名前を書いていたものが平成12年に校舎を壊す時に発見され 校舎の一部と共に保存され、資料館とされていました。
残された校舎を見ながら母は小学生の頃の校舎を思い出して話をしてくれました。
改めて原爆の悲惨さと平和の大切さを考えさせられました。
そんな私たちが滞在中に発表された 広島と長崎のオリンピック共同開催の話、びっくりしましたが 平和の祭典としてとても意義があると思いました。
