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ちょっと不思議な題名と 私の好きな堺雅人さん主演ということで張り切って観に行ってきました
幕末、加賀藩の下級武士、猪山直之は天才的な数学センスを持つ御算用者として藩の財政に携わってきた。
彼は駒という女性と結婚し、子どもが生まれ 4歳の『袴着の祝い』の時、始めて自宅の借金に気づく。
彼は家族を前に倹約し、借金を返していく生活をすることを宣言し、自宅にあった家財、着物、書物を売り払い、節約第一の生活を開始する。
祖父の葬儀の時にすらそろばんで計算をしつづける父に反発する息子、成之。 しかし、彼もそのそろばんの才を高く評価され、新政府軍の会計職に抜擢される。
題名と主役に気を取られ映画を観たのですが 森田芳光監督の作品でした。 森田作品ですもの、おもしろくないわけはありません
偶然発見された武士の家計簿から 家族の愛、絆を汲み取りひとつの作品になっています。
堺さんはもちろん、妻役の仲間由紀恵さん、松坂恵子さん、中村雅俊さんなど魅力的な俳優さんがそろっています。
どんなに大変な状況でも「貧乏と思うと暗くなりますが 工夫だと思えば楽しくなります」という妻に支えられ 直之は借金を返していく。
前向きで明るく生きた幕末のこの家族に元気をもらうことができました。
たくさん魅力的な映画が公開されていますが こちらの映画、オススメの一本です