悲しいかな、せっかくの知床五湖ツアーの日は曇り空、というより霧の中を歩くような状態になってしまいました。
まあ涼しいからいいですけど・・・
今の時期はヒグマの活動期ということでガイドなしで五湖に立ち入ることは許されていません。
ガイドさんにホテルまで迎えに来ていただき、まずフィールドハウスでツアーの説明、それからヒグマに出会った時の対処について学びます。
レクチャーを受けたら ガイドさんと一緒に約3時間のツアーに出発! 五湖から順に回り始めました。
しかし、本当に霧が深く 景色はほとんど楽しめませんでした。
その上レクチャーでヒグマの怖さをたっぷり聞かされていたので いつヒグマに出会うかはらはらしながらのツアーでした。
でも、クマは怖かったけどガイドさんに知床の自然についての話を伺うと この土地の成り立ち、植生について、そして生き物についてのお話はとても興味深く、
そしてすべてがつながっているんだ、ということが良く分かりました。
こんな感じの道を歩いていくのですが ガイドさんからヒグマの食べ物はこの地に生えている水芭蕉だと伺うと・・・
水芭蕉の群生地を歩くのは勇気がいります。
水芭蕉といったって尾瀬沼に咲いているかわいらしい大きさではなく
かなり大きなものでした。 これをクマがむしゃむしゃ食べるのだそうで 食べ尽くすとクマも去っていくのでしょう。
楽しいお話を聞かせてくださったガイドの鈴木さん、写真を撮ったのですが・・・
逆光でお顔が写りませんでした
今回参加したツアーはこちらです
お世話になったのはガイドの鈴木さん。 知床ガイドで一番人気の方です。(ご本人は自分が一番多くツアーに出てるからだけです、って謙遜されていました。)
ちなみに この日知床の山が全然見られなくて悔しがったツレアイってば翌日再度五湖へ出かけました。
この木道のある一湖のみガイドなしで入ることができます。
こんなにきれいな景色だったんですね~
8月からはレクチャーを受けるだけで五湖に入ることができるそうですが 知床のことをより深く知るためには ガイドさんと一緒に回った方が楽しめると思いました。
ヒグマだけでなく、いろいろな野鳥、昆虫、キタキツネ、エゾジカに出会える知床でした。