
フロリダで育った少年ジェイクは周囲になじめない内気な少年。 彼の唯一の理解者は祖父のエイプだけだった。ある日アルバイトの帰りにエイプを訪ねたジェイクは祖父の不可思議な死に直面しショックを受け精神科医のカウンセリングを受けるようになる。 彼は祖父からのプレゼントをヒントに昔祖父が暮らしていたイギリスのウェールズのケルン島にある児童保護施設に行くことにした。 そこには不思議なこどもたちがすんでいた。 ジェイクはこどもたちを守りモンスターと戦うことになる・・・
ティム・バートン監督作品の中で一番好きかもしれません。 いつも覚える奇妙な違和感がなく素直に物語に引き込まれていきました。
ストーリーは不思議なこどもたちとモンスターとの戦いの話なのですが ティーンエイジャーの少年の成長の物語でもあります。
原作はアメリカのランサム・リグスの『ハヤブサが守る家』という小説だそうです。 日本で翻訳されているかしら? ちょっと原作を読んでみたいです。
他と違うことで社会から排除されている人たちに温かな思いやりを持っている作者を感じます。
ちなみに主人公のジェイクを演じているのは『ヒューゴの不思議な発明』のエイサ・バターフィールドです。 顔は昔のままだけど大きくなったなあ、なんて近所のオバチャンみたいな感想を持ってしまいました
