三多摩大学の山岳部に山に興味を少しだけ持ったふたりの新入生が訪ねてきた。
3年生ふたり、2年生ひとりの山岳部は廃部の危機になっており 三人は新入生を逃しては大変、とふたりに山の魅力を伝えるため まず高尾山に体験登山をする。
その場で たまたま山岳小説に興味を持っている学生に出会い彼女もいっしょに高尾山に登った。
下山後三人は山道具を揃えるところから始めることに・・・・
作品のレビューに読者の皆さんが書いていらっしゃいますが これは登山のことをよく知っている人が描いているマンガだと思います。
山道具って高い、とか 今どき未踏峰の山はないとか、山岳部は人気がない、とか、そんなマイナスなことが書かれていますが それでも人は山に登ることに魅力を感じている、という思いが伝わってきます。
やっと先輩たちが部室に残していった『三種の神器』を自分たちが使えるように修理した三人は これからどんな登山をしていくのでしょうか?
これからが楽しみなマンガです。