太秦映画村

　　　　　　　　　　　
　一か所くらい私の行きたいところへ行かせて！と主張して行ったところが太秦の映画村です。

以前上の息子が京都に住んでいた時、最寄駅の北野白梅から京福電車に乗ったら太秦に行けるのね、と思っていたのに一度も行ったことがありませんでした。

　そこで　どうしても行きたい、と言って映画村に行ってきました。

東映所属の俳優さんが案内をしてくださる無料ツアーに参加しました。
こちらの坂本竜馬さんに扮装している俳優さんはいわゆる切られ役だそうで　いろんな裏話を教えてくださいました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
こちらは海や水辺にある蔵を撮影するプールです。
　船や橋の上でチャンバラになり切られ役の人が落ちるのがこちらのプール。
かなり汚い水が入っていましたが　スターさんが落ちる時だけは水を全部抜き、掃除をして新しい水を入れてから落ちるそうです。
　　　　　　　　　　　　　
こちらは吉原だそうです。　意外に短かったのですが　ちょっとずつ撮ってはお店ののれんを替えたりしてまた撮って　最後につないて長い町並みにするのだそうです。

　　　　　　
こちらは長屋なのですが　かなり高さが低くなっています。　カメラを下から見上げるように写すと丁度良い感じに映るそうです。
ちなみに１８４ｃｍあるというガイドさん、背が高すぎて長屋の撮影には呼ばれないそうです。
　　　　　　　　　　　　　
こちらは芝居小屋の中村座です。
この中で忍者ショーを見せていただきました。　俳優さんたちの熱演、とてもおもしろかったです。

　いろんな撮影の裏話を聞いて時代劇が見たくなりました。　でも、新聞のテレビ欄を見たら　今時代劇ってやってないんですね。
ちょっと残念です。

　

京都御所と桂離宮

今回京都旅行を計画したのはツレアイです。　彼のお友達が京都御所の見学を申し込んでご夫妻で旅行して楽しかった、と聞いたツレアイが　じゃあウチでも、と申しこんでくれました。
　宮内庁の職員の方が御所内を案内してくださいました。

　　　　　　　　　　
案内をしてくださる方から聞かなければ分からないエピソードが多く、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。

　京都二日目の午前に京都御所、午後は同じくツレアイが見学を申し込んでくれた桂離宮に行きました。
　　　　　　　　　　　　
同じ日本なのに　この紅葉の美しさはどうしてでしょう？
　　　　
桂離宮も案内の方にいろんなエピソードを教えていただきながら６０分かけて庭園内を歩きました。
　　　　　
庭園内には数か所の茶室が作られていて　私たちは歩いて移動したのですが　当時の貴族たちは庭園内にある大きな池に舟を浮かべ、舟で移動したそうです。
　　　　　　　　

そこで、各茶室の前には船着き場が作られていました。

　　　　　　　　　　　　　

　こちらの写真はある茶室の中を写したものなのですが
　　　　　　　　
青と白の市松模様の障子、大胆でオシャレだと思いませんか？
　こんなセンスが既に平安時代にあったなんて　驚きでした。