辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

先日の収録、こんな考えで録ってみました。

2017-01-08 05:20:02 | パソコン
ベヒシュタインって、奏者と演奏曲を選ぶピアノだと思います。

スタインウェイ、ベーゼンドルファーとは逆の設計だと思いますが
金属的な高域の硬い感じがしないように思います。

ベヒシュタインの特徴である、底板の響板にこだわりのある
ピアノメーカーであるがゆえだなのですが、
ガンガン弾けば、どこまでも大きな音を奏でるといった印象です。

ですので、緩やかに弾けば、緩やかな心地いい雰囲気。
例えは荒っぽいですが、ヒステリックに弾けば
そんな荒い感じと、奏者の意思が忠実に音となるピアノだと思います。

そんなベヒシュタインの底板である、響板の音を録りたかったので
ノイマンのコンデンサーマイク104を仕込みました。

なぜ、ノイマンのコレにしたかったって?
このマイクは5kHzを中心にボーカル音域が繊細に収録できるマイクで
これを使ったら、響きがどんな具合に録れるか
使ってみたかったのです。

ソニー38マイクでも良かったと思います。

どうしてもステレオワンポイントマイクで録ってみたかったのです。
まぁ、ワンポイントマイクはそれしか持っていなかったし、
セオリーでは、ノイマン KM184と
AKG414XLをFIREFACE UFXで AD-DAしてあげるのが普通なんでしょうけどね。。。
トップの825は、ステレオワンポイントはそれしか持っていなかったというのもあります。

実際、下に潜って自分の耳でこの日、演奏を聴いていましたが
すごく心地いいですね。

耳あたりがやさしい響きをでした。

マイク自体は、低域側に置いてみました。

ベヒシュタインの響板には、3本の太い柱が通っているので
マイキングしにくい印象でもありますが
大胆に置いてもいいと思います。

録音といえば、クラッシックギターとピアノのアンサンブルしか録ったことしかありませんが
音は目に見えない分、面白さがあると思います。