よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

晩夏日曜、香南市野市図書館にて

2018年08月19日 | くうねるあそぶ
朝日新聞の書評欄で作家松山巌氏が自分の書評のスタートは、
濱谷浩写真集「学芸諸家(旧字表記)」だった、
とあり関心を持った。https://www.asahi.com/articles/DA3S13631474.html
写真集を書評?

ネットで検索すると、
高知近辺で所蔵しているのは香南市野市図書館と知り、
日曜の午前中に行ってみる。
http://www.city.kochi-konan.lg.jp/kyoiku/dtl.php?hdnKey=4528

カウンターで問い合わせると、
2階の開架書棚にあるが、禁持出。
閲覧スペースで大判の写真集をひろげる。

1頁に1枚、学と芸の諸氏、150名若。
1983年出版で、最後の写真は開高健。私は28歳。

巻末に濱谷の文章で、
人は何故、人の像を残すかについての考察が示される。

人は生まれて死ぬが、
人の死なない像を残す、
それが人たる所以の業(わざ)なのでは。

200頁くらいの写真集をゆっくりめくり、
気が付いたら1時間以上経っていた。


同じ2階開架書庫の奥に「集密書庫」があり、
1番手前に「戦史叢書」という棚がが有り、
ギッシリ全集式に本が詰っているのに驚く。
http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/


ハードカバー箱入で作戦図など図版が別刷り。
気圧されてー冊も手にとらず。


また見たい写真集と、開くことをためらう戦史叢書。



時間はあまり残っていないのだけど。





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