はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

40年ぐらい前

2025-02-08 01:13:40 | 音楽

またラジオ深夜便ネタで申し訳ないが

今、僕らにとって懐かしい時代の洋楽が流れている。

ダイアナ・ロスの声はチャーミングですね。

たまにシュープリームス時代の

フルオーケストラ?ビッグバンドでの歌声を聴くんですが

ふと考えると今よりよっぽどゴージャスな時代ですな。

映画の主演した時も印象的だし

日本公演の直前に

弟さんが不幸な目にあわれても公演を中止しなかった。

えらいと思いましたね。

読者「じゃ次の例はどうです。

  阪神タイガースがペナントレース争いをしてるときに

  バース選手の息子さんが病気で危篤状態になった。

  バース選手としては息子の生きるか死ぬかという瀬戸際で

  看病したいわけですよ」

当然です。100パーセント当然です。

読者「だけど阪神関係者、阪神ファン、阪神OB評論家

  ほとんどが『出場すべきだ』と言いましたよ。

  とくに、江本なにがしという輩は」

ああ。日本ではプライベートのことより公(おおやけ)のことが

何よりも優先されるという文化がある。

演劇に携わる俳優は家族が不幸に見舞われても

出演し続ける。親の死に目に会えないのが日本の舞台俳優のおきてだ。

プロ野球選手もそういう舞台俳優と同じじゃないかというわけね。

読者「はな兄さんは当時のバースと江本とどっちを支持します?」

1億パーセント、バースを支持します。

読者「さっきよりずいぶん多くなったような...」

バースはあくまで助っ人ですよ。

バースが看病した期間休んでペナントレースを逃すようなら

元々そこまでの力だったんです。

むしろ

「バースよ。ゆっくり息子さんに寄り添ってくれ。外野の声から『キミがいなかったから負けた』とは言わせない。キミの分まで頑張って優勝をもぎ取る

優勝したあかつきには息子さんに歓喜の輪に加わってもらうから」

と、奮い立ち

むしろチームの結束力を高める良いチャンスともいうべきところでしょ。

それがなんだよ!

 

もう息子は亡くなったんじゃない。

生死の境をさまよっていて

父親の看病のあるなしで

その運命が違ってくるような繊細な状況だったんだぜ。

 

読者「今でも腹立たしいみたいですね」

はい。上記のタイガース関係者にとっちゃ

幸いにも日本一になったから

そんなこときれいさっぱり忘れているでしょうがね。

 

ちなみに

昨年か一昨年前、ダリビッシュは妻の出産の付き添いで

登板を延期している。