きょうガラガラの電車内で
私と同じくらいの世代の男女(似てるからたぶん兄妹)が会話をしていた。
「人が死んでるのになんだけど、第二次大戦中に動物園のゾウが
むりやり殺されたけど、あんな悲しいことはあってほしくないな」
「ロシアは動物園に爆弾を落としたりしないかな。
やけくそになってるらしいから」
「ヤな話」
「やだやだ」
「もし仮にその時、パンダが死んだりしたら
中国はロシアを見捨てるだろうな」
さて。
石岡付近で、外の風景を眺めていると
牛がダらッと寝ている姿が目に飛び込んだ。
「あの牛たちは、避難しなくていいから
幸せね」
「そうかぁ?でも...。いずれ食用にされるんじゃないの」
「いや。乳牛だから。ん~そのへんのところはわからないけども」
しばらくの沈黙。
「ホラッ。あれ!あれ!」
田んぼの真ん中の案山子の上に
大きな鳥がとまっている。
「あの鳥は幸せだよね」
「まったくだ。いつでも逃げられるから」
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