たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第536沼】MINOLTA AF ZOOM 100-300mm F4.5-5.6 APOじゃないですが

2016-02-27 19:32:01 | minolta

 

MINOLTA AF ZOOMのレンズは買っても記録してないんですよねえ。今はそうでもないですけど2年くらい前はキタムラのジャンク箱にゴロゴロしてるのはだいたいMINOLTA AF ZOOMだったこともあって・・・

MINOLTA AF ZOOM 100-300mm F4.5-5.6
レンズタイプ  ZOOM 開放F値 F4.5-5.6
フォーカス  AF  たっちゃん評価  ☆☆☆
レンズ構成  9群11枚  対応マウント αマウント
絞り羽枚数 9枚 フィルター径 55mm
焦点距離 100-300mm 最大径×長さ φ72.5×100mm
最短撮影距離 1.5m 重量 410g
最大撮影倍率  0.24倍  発売 1988年

でもこのデザインのシリーズはシンプルで良いですよね。押しは弱いですけどなかなかの写りもしますしね。

ボタンは未だに一度も使ったことはないですが、良い感じのレンズなのは事実です。シンプルな外観ですが、安っぽいというより無印良品的な雰囲気なんですよね。超不人気レンズのAF Xi ZOOM 100-300mm F4.5-5.6はこのレンズをベースに造られたと思ってたんですけど、レンズが一枚すくない10枚とケンコートキナのホームページには書いてありますね。ほんとかなあ・・・

SONY最初のデジタル一眼レフα100につけて撮影してみます。

SONY α100 f/5.6  1/50秒 ISO-400  焦点距離300mm  最短撮影距離付近で撮ったんですが そこそこでしょ?でもこの時点ですごくシャープな描写じゃないことは分かります。

SONY α100 f/9  1/250秒 ISO-100  焦点距離100mm  このレンズのワイド端の画角です。カリカリでもなければほわほわでもないです。

SONY α100 f/8  1/640秒 ISO-100  焦点距離300mm  300mmの方が返って少し精細な感じがあるような気もします。

SONY α100 f/5.6  1/500秒 ISO-160  焦点距離300mm  耳鼻科病院の庭にある木の上の方です。少し白っぽくなってるかな。一応純正のフードをつけて撮影したんですけどね。これクロガネモチっていう木でしょうか?

SONY α100 f/5.6  1/500秒 ISO-100  焦点距離300mm  狸が気になったんで撮ってみました。まめだって店みたいですが、何の店?α100のシャッターが調子悪いのか1/2000秒以上早い速度だと取れなかったんで昼間の屋外ではちょっと絞らないと使えませんでした。ネット上ではAF APO TELE ZOOM 100-300mm F4.5-5.6ってレンズのことばっかり出てくるので少し気になりますがまあ転がってるレンズしか興味ないので関係ないですね。

 


【第525沼】MINOLTA AF ZOOM 35-70mm F3.5-4.5 カビないし写りもいいレンズなのに・・・

2016-01-30 00:26:10 | minolta

 

いつ購入したか忘れました。

MINOLTA AF ZOOM 35-70mm F3.5-4.5
レンズタイプ  ズーム 開放F値 F3.5-4.5
フォーカス  AF/MF 画角 44~23 度
レンズ構成 7群7枚 対応マウント αマウント
絞り羽枚数 7 枚 フィルター径 49 mm
焦点距離 35-70mm 最大径×長さ 68.5x63 mm
最短撮影距離 0.5 m 重量 220 g
最大撮影倍率 0.15 倍 発売 -

カビ取りや分解の修復記録もありません。

 

製造番号部分です。最短撮影距離0.5mです。

最短撮影距離0.5mまで寄れます。くどいですね(笑)シンプルで好きです。

ALPHA SWEET DIGITALに付けると似合います(笑)

ALPHA SWEET DIGITAL F/4.5 1/60秒 ISO-800 すごくバランスのいい描写ですね。気に入りました。さすがはミノルタです。ミノルタのレンズはほんとにいい!こんな良いバランスのレンズがなぜゴミのように扱われているんでしょう?SONYの現行マウントなのに。

 

 


【第519沼】MINOLTA AUTO W.ROKKOR-SG 28mm F3.5 初期型(フィルター67mm)

2016-01-23 14:53:18 | minolta

 

この固体は2015年4月25日にオークションで落札したものです。見たこと無かったしこの頃のAUTO W.ROKKORはすごく良いんですよ。でも、内側のレンズが汚れてたので分解しました。

MINOLTA AUTO W.ROKKOR-SG 28mm F3.5 初期型
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F3.5
フォーカス  MF 画角(35mm換算)  
レンズ構成 7群7枚 対応マウント MC
絞り羽枚数 8枚 フィルター径 67mm
焦点距離 28mm 最大径×長さ 69.8×50.3mm
最短撮影距離 0.5m 重量 303g 
最大撮影倍率   発売 1963年

 

まず、化粧リングをゴムで外します。前玉群が現れるのでゴムでこれも回して外せました。

 

前玉群がそっくり外れたので絞り羽が見えます。外した前玉群の前側もねじって外れます。

 

前玉群の後部分です。この状態で拭けるようになったレンズをカビキラーやエタノールで掃除したら奇麗になりました。元道理に組み戻して終了です。

アダプターでNEX-C3につけて撮ってみました。67mmの外径は大きくて迫力十分です。実はこの前端径の大きさがこのレンズの特徴で出回っているAUTO W.ROKKOR-SG 28mm F3.5の多くは後期型の55mmフィルターのものでこの67mmフィルターの個体は初期型でずいぶん少ないんだそうです。たっちゃんもネットで見たことがある程度なんですが、なんでもAUTO W.ROKKOR-SG 28mm F3.5は4種類あって最初の型だけが67mmフィルターらしく、他の3つの型は55mmフィルターってことになりますね。この固体は絞りリングが黒いですが同じ初期型でも後半のものは銀色みたいです。

NEX-C3 1/1250秒 ISO-200  前玉にちょっとキズがありますけど写りに影響はあまり無いみたいですね。それ以上にこのレンズの性能自体が高いです。全体に解像感が高くてはっきりした印象です。特に花とかのはっきりした色は発色もいいしくっきりもしてますね。

NEX-C3 1/640秒 ISO-200 白くて小さな花もいい感じに描写できてます。

NEX-C3 1/1600秒 ISO-200 これは多分開放の絵ですね。花のくっきりした描写とボケも好ましくていいレンズです。ただ28mmで0.5mの最短撮影距離はもうちょっと行けるとさらにいいのにな。AUTO W.ROKKOR-SG 28mm F3.5の55mmフィルター版は持ってないので手に入れて比べてみたいです。AUTOが付いてないMC W.ROKKOR-SG 28mm F3.5は以前紹介してますね。

 【第486沼】MINOLTA MC W.ROKKOR-SG 28mm F3.5 分解清掃 ゴム巻きフォーカスリングタイプです。


【第518沼】KONICAMINOLTA DIMAGE Z3

2016-01-18 22:37:19 | minolta

デジタルイチガンレフじゃありませんが個性的なデジカメです。

発売日 2004年8月6日
画素数 約400万画素 
撮像素子 1/2.5型総画素約420万画素
  インターラインCCD、
  原色フィルター付き
高感度(ISO感度) オート(ISO50~200相当)、ISO50-400 相当
記録フォーマット 静止画:JPEG、DCF2.0準拠、
ファインダー形式 0.3型 画素数:約11.8万画素電子ビューファインダー
液晶モニター 1.5型(3.8cm)画素数:約7.8万画素、
電池タイプ 単3形乾電池4本
記録メディア SDメモリーカード
手振れ補正機構 有り
幅X高さX奥行き 108.5(幅)×80(高さ)×83.5(奥行き) mm 
重量 約335g(電池、記録メディア別)
幅X高さX奥行き 108.5(幅)×80(高さ)×83.5(奥行き) mm 
重量 約335g(電池、記録メディア別)

後に写ってるのはDIMAGE Z1

コニカミノルタのネオ一眼、Dimage Z3です。たぶんキタムラのジャンクコーナーで購入したんだと思います。壊れてはいないと思います。Z1の320万画素のから400万画素に増えています。画素数が増えたのは正常進化な感じするけど、もともと小さな撮像素子でZ1は奇跡的にデジ1みたいな雰囲気の画像になっていたのがどう変わったのか・・・・。ZIにはMINOLTAのロゴだけで、このZ3にはKONICA MINOLTAというロゴが付いてますけど絶対に長過ぎですね。無理に両方のブランド名を残さなくても良かったのでは?ともあれZ1がすごく変な形だったのに比べればかなり和らいで変な形くらいです(笑)形も変わりましたがZ1のときはあったレンズと内臓ストロボ部の間にあった受光窓みたいなもの(パッシブAFセンサー)がなくなっているのはなぜでしょう?AFの方式でも変わったんでしょうか。仕様表では3点測距ワイドフォーカスエリアから5点測距ワイドフォーカスエリアに変わってますけど・・・おっと光学10倍ズームが12倍になってますね。

 

例の1個の液晶画面を背面とファインダーで使いまわすけちっぽい方式じゃなくなってます。ボタンの形とかは変わってますが基本的な操作系はZ1と同じです。

前のモデルより、シンプルな感じにはなったけど、まだまだ変な外観に変わりなし。

前のモデルより、シンプルな感じにはなったけど、まだまだ変な外観に変わりなし。大きく違うのはSDカードの挿入位置でZ3は底面のカバーを開くとアクセスできる。SDカードの位置やモニター部の構造が違うのだから、外観だけじゃなく、中身の構造もかなり変わっていると考えられます。

 

よく前のオーナーには使われてたようで、シャッターボタンのメッキが剥げてます。ダイヤルのシーンは変わってないようです。

  

多分それぞれ専用の液晶がついたと思われるファインダーと背面モニターです。ストロボの位置は若干高くなっているのかな。前のZ1にはなかったアンチシェイク機構がついています。一眼レフの KONICA MINOLTA αSweet DIGITALと同じ撮像素子を動かすタイプの手振れ防止機構です。ではこの個体で試写してみます。

DiMAGE Z3 絞りf/8 1/320秒 ISO50  割とくっきり写ってます。Z1と比べるとよりコンデジ的になってあっさりした感じがします。ここは焼津港ですね。

DiMAGE Z3 絞りf/7.1 1/160秒 ISO50  やっぱりきちんと描写はしていますがZ1に比べると絵のような感じが薄いです。

DiMAGE Z3 絞りf/4 1/60秒 ISO-50  スーパーマクロだとここまで寄れます。まるで接写リングを使ってるみたいです。マクロボタンを2回押すとこのモードに入ります。ただやっぱりZ1のこってりして艶やかな描写は影を潜めています。あっさりしちゃったんで最初Z1の画像をみたときの、まるでデジイチで撮ったしゃしんみたいという感じじゃなくなってました。

 


【第506沼】MINOLTA MD TELE ROKKOR 135mm F3.5のレンズ構成は?

2015-07-27 21:52:51 | minolta

 

MINOLTA MD TELE ROKKOR 135mm F3.5
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F3.5 (22)
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 5群6枚かな? 対応マウント MD
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 49mm
焦点距離 135mm 最大径×長さ 64×73mm
最短撮影距離 1.50m 重量 267.7g 
最大撮影倍率      

これは、ハードオフで購入しました。当然ジャンクです。持ってない種類だったんで状態が悪いのは分かってたんですが買っちゃいました。

 

後玉が白く曇っています。前玉の奥のレンズもカビがあるようです。後玉のカバーを外して様子を見ましたが、このままでは無理そうです。

 

前玉から分解することにして樹脂の化粧リングをカニ目ラジペンで回して外します。特にネジはないし、それ以上に、前玉が溶着で押さえられてるのでがっかりです。newMD化直前のモデルなので、樹脂化がかなり進んでます。だからこのレンズは、がっかりするくらい軽いです。

 

樹脂の前玉群は、樹脂の化粧リングで押さえられているだけだったので、タコ棒で簡単に引き抜けました。後ろ側に汚れとカビがあるので掃除します。運良く内側にカビはないようです。前玉を外して絞り羽が露出したので、開放にして後玉の汚れてるレンズを拭きましたが綺麗になりません。

 

後玉を分解しないとダメそうなので、まずマウント部を小ネジ4本で外します。裏側の絞り連動部分もそれほどめんどくさくなさそうです。

 

マウント部を外すと後玉の奥の方が小ネジ3本で固定されてるのが見えます。ネジを緩めて引き上げて、またまた樹脂製の後玉群が外れました。

 

後玉が外れた本体側です。後玉を押さえてた金具も外しておきます。

 

後玉の一番後ろのレンズの裏にカビがあるのが分かります。溶着されてるのに・・・・思い切ってナイフで溶着されてる部分を半周削ってしまい、レンズをタコ棒で引いたら外れました。外れたレンズの裏にはカビがあるのでカビキラーで撃退しておきます。

 

この奥のレンズが汚れてるんです。スペーサーといっしょにタコ棒で抜けました。後玉はこれで全部です。

 

このレンズ、裏表をカビキラーで掃除したらかなり綺麗になりましたが、白っぽい汚れが残っていてとれません。これ合わせレンズで張り合わせ部分が汚れてるようです。

このMD TELE ROKKOR 135mm F3.5の前身MINOLTA MC TELE ROKKOR-QD 135mm F3.5は4群4枚でもっと大柄なレンズです。後継のMINOLTA newMD 135mm F3.5は5群5枚なんですがどちらも合わせレンズは使ってません。でもこの個体の後から2番目のレンズは明らかに合わせレンズですから5群6枚なんだと思います。

NEX-C3 1/1250秒 ISO-200  この絵では特に合わせレンズの汚れの影響は少なそうですが・・・

NEX-C3 1/100秒 ISO-200  中央部分は明らかに逆光に弱そうでフレアっぽいです。一応内臓式のフードを出して撮影したんですけどね。

NEX-C3 1/400秒 ISO-200  精細感はけっこう出ていると思うんですけどね。