最近はオートバイ熱が再燃しててオートバイ記事が増えてますがレンズ収集もやっぱりやってまーす(笑)ただ、キタムラやフリマではめったにオールドレンズは手に入らなくなってきてまして、珍しいレンズはオークションでしか見当たらなくなってきました。この個体もオークションで落札したレンズです。FUJINONレンズの135mmは持ってないので入札したら特に競り合うことなく落札できてしまいました。
FUJICA EBC FUJINON-T 135mm F3.5 | |||
レンズタイプ | 単焦点 | 開放F値/最小絞り | F3.5 |
フォーカス | MF | たっちゃん評価 | ☆☆☆☆ |
レンズ構成 | 4群4枚 | 対応マウント | M42マウント |
絞り羽枚数 | 6枚 | フィルター径 | 49mm |
焦点距離 | 135mm | 最大径×長さ | 59X80mm実測 |
最短撮影距離 | 1.5m | 重量 | 298g実測 |
最大撮影倍率 | 発売 | ****年頃 |
でも送られてきたレンズは当たり前に前玉にも、後玉にもカビが良く育っています。外観はまあまあ良い方です。レンズ名のEBCとは、"Electron Beam Coating"の略で、フジフィルムが開発したマルチコーティングのことで、11層にも及ぶ多層コーティングです。
前のは玉のカビは、多分一番前側のレンズの裏に、後玉のカビはどうでしょう?右の写真のマウント面にM42マウントなのにM42マウントアダプターでつけても無限がでない要因になっていり突起が見えますね。
まず後玉を外します。スカートの部分にカニ目溝があったのでレンチで回してからタコ棒で抜き取ります。絞り羽の向こう側に見えるレンズも一応いつものように拭いておきます。
外した後玉群の裏にはびっしりとカビと曇りで・・・・奥にあるレンズは割り箸と綿棒と輪ゴムで簡単な道具を作って掃除してます。
で後玉は前も後も綺麗になりました。
前玉はレンズの裏の隅にカビです。化粧リングをゴムで回して外します。
化粧リングの下のレンズ押さえにカニ目溝はないけど、ゴムで回して外せました。
タコ棒でレンズを外して裏にあるカビを確認、このレンズ以外にカビや汚れは無さそうですね。組み戻して完了です。
後玉も、前玉も綺麗に復活!マウント面の突起も削ってしまえば普通に無限も出て使えますがちょっとねぇ・・・多層コーティングの色は青っぽくて綺麗ですね。
SONY NEX-3 絞り開放F3.5 1/500秒 ISO-1600 これは非常に解像度が高くしゃっきっとしていて色は自然で良い描写です。屋外撮影はしてませんが、ここまで室内で撮れていれば間違いないでしょう。久々の星4っつですかね。
SONY NEX-3 絞り開放F3.5 1/250秒 ISO-1600 マウントがM42なのでヘリコイド付きのアダプターで接写した画像です。このフィギュアは関節が稼動式でいろんなポーズが出来るフロイラインリボルテック「双海真美」ピンク版です。便利ですが雰囲気はないですね。