何処で入手したものか不明ですが前玉にかなり激しくカビがあります。
smc PENTAX-F 80-200mm F4.7-5.6 | |||
レンズタイプ | 回転式ズーム | 開放F値 | F4.7-5.6 |
フォーカス | AF/MF | 画角(35mm換算) | |
レンズ構成 | 7群11枚 | 対応マウント | Kマウント |
絞り羽枚数 | 8枚 | フィルター径 | 49mm |
焦点距離 | 80-200mm | 最大径×長さ | 65x99.5 mm |
最短撮影距離 | 1.1m | 重量 | 295 g |
最大撮影倍率 | 発売 |
AFレンズは分解し難いので、嫌なんですが分解してみます。
前玉のカバーは樹脂製で嵌ってるだけだと思うので細いマイナスドライバーを小さな溝に入れてこじて外します。
前玉は露出しましたが、外し方が分からないのでフォーカスリングのゴムを外します。
回転規制らしき金属板が見えたのではずしてみましたが・・・
効果なく。元に戻ってカニ目レンチで前玉の周りのリングを回したらなんとか外れました。
タコ棒で引いたら前玉が外れたので、裏側のカビをカビキラーで撃退し前玉は組み戻します。つづいて後玉の置くにも曇りがあったので後玉分解の手始めに黒い樹脂カバーを、マウント側面の小ネジ3本を外して取り外します。
後玉群は樹脂の塊になってますがその根元、奥の方で3本のネジでフランジを押さえられて固定されています。このネジは外さずに緩めるだけです。フランジの外周3箇所に欠きがあるので緩んで回せるようになった後玉群を指で回して欠きを緩めたネジの部分に持ってくれば後玉群が外せます。後玉群の奥の拭けるレンズ面の曇りだったのでこのまま拭いて綺麗になりました。
組み戻して出来上がりなので、試写してみます。
PENTAX K100D Super F/5.6 1/60秒 ISO-800 焦点距離200mm ピントが甘いのか、解像度が低いのか、台湾製のこのレンズは褒められた性能じゃないですね。
SONY α7Ⅱ F/4.7 1/60秒 ISO-200 焦点距離200mm フルサイズではこんな感じですが、ソフトフォーカスのレンズみたいな感じです。レンズの曇りが取れてなかったんでしょうか。この感じじゃ屋外で風景を撮っても、そこそこ以上には写らないんじゃないかな。