PENTAX 6X7のレンズはバケモノみたいに大きいのでバケモノペンタックス→パケペンって言うらしいですね。今度手に入れた75mmのレンズは口径が前のより更に大きくて82mmもあって、まさにパケペン。これも光学系問題なしの個体です。前玉の曲面が75mmのレンズとは思えません。
super-multi-coated Takumar6X7 75mm F4.5 | |||
レンズタイプ | 単焦点 | 開放F値 | F4.5 |
フォーカス | MF | たっちゃん評価 | ☆☆☆ |
レンズ構成 | 4群5枚 | 対応マウント | 6X7マウント |
絞り羽枚数 | 8枚 | フィルター径 | 82mm |
焦点距離 | 75mm | 最大径×長さ | 91X80mm実測 |
最短撮影距離 | 0.7m | 重量 | 598g実測 |
最大撮影倍率 | 発売 | 1971年 |
このレンズほんとに光学系以外もキズがあるとか悪いところが見当たりません。バヨネット式に取り付けられているフィルターと前後のレンズキャップも付いています。
M42のsuper-multi-coatedのレンズと比べると多層コートの色が薄くてほんとにマルチコート?って思うくらいです。レンズ構成は4群5枚と使ってるレンズ枚数は大きさの割りに多くはないですね。
オートとマニュアルの切替レバーです。デジカメで使うにはマニュアルにしておくしかありませんね。弩でかい割りに明るくはないF4.5です。
状態が非常に良い個体です。35mm用より全然高価なものだったはずだから、大事にされてたでしょうね。
PENTAX K10D 1/80秒 ISO-100 絞って撮った景色です。まあ無限は出ていますし素直な描写です。まあ広い6X7の真ん中付近だけ使ってるわけですから破綻はないですよね。江ノ島付近から見る富士山も割りと大きく見えますね。75mmの1.5倍の150mmの望遠レンズ並みになってるんですよ。
PENTAX K10D 1/160秒 ISO-100 江ノ島が見えてきたああって風景です。破綻の無いといいましたが、素直な写りなんですね。
ただ、面白くも無いかも・・・でかいことは個性だけど描写は一般的。VMAXのヘッドライトが無いのは、少しでも電力事情が改善するように外した後だったからです。
画角うんぬんについて誤解ご記述がありご指摘を受けましたので訂正しています。