FD 50mm F1.8 S.C.には1型と2型があり本品は2型。絞り羽根枚数が1型は6枚で2型は5枚、全長も1型の方が長いらしい。
前玉はそこそこ綺麗だったけど後玉にカビ。なんか後玉押さえのリングが樹脂でとれなかったので、しばらく諦めていた。マウント部全体がネジ3本で外れそうなので再度挑戦。写真の右下の部品が最後玉を押さえていてグリグリしたらなんとか抜けた。
タコ棒でレンズを外す。
レンズ2枚外して絞り羽根が見えた。絞り羽根の前側のレンズは大丈夫。
外した後玉のレンズと押さえリング。
写真真ん中のレンズは合わせレンズ。このレンズにカビがあったので合わせの間だと治らないなと思ったが運良く絞り羽根側の拭ける面だったのでカビキラーとエタノールで清掃して綺麗になった。
で内側のレンズから組戻す。
最後玉を押さえていた樹脂部品も取り付けた。実はここからマウント部を元に戻すのが大変。マウント部は逆さまにしないで外したときのままそっとしておいた。これは良かった。なかの絞り系のレバーがちゃんと組み付いたか心配だったがなんとか元通りになったみたい。
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