CANON FD 50mm F1.8 S.C. です。左が1型(前期型?)、右が2型(後期型)です。1型の方が全長が長いのがわかりますが、よく見ると1型はレンズが奥まっていて実際のレンズ構成(レンズの位置関係)は同じみたいです。2型は1型に対してすごくコストダウンしてあるのがわかります。樹脂をより多く使ってますし、絞り羽の枚数も1型の6枚から2型は5枚に減っています。
後から見ると、1型はよくわからないレバーがあるのに2型にはありません。分解したときわかったのは、1型はレンズ押えが金属製なのに2型は樹脂で1型はカバーを取らなくてもレンズ押えリングが外せるけど2型はマウントのリングまで外さないと樹脂のレンズ押えが外せなかった。1型はさらにレンズの回りの黒いカバーもビスをとれば外せます。努力の跡がありますねぇ色々コストダウンの・・・
しかもよーく見ると1型はピントリングも金属製でゴムの滑り止めなのに対して2型は滑り止めも樹脂のピントリングに一体成型。でもレンズ構成は同じだから光学機器としてはまったく同じはず・・・
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