super-multi-coated Takumar 300mm F4 です。なんか迫力と威厳がありまくりです。MF 単焦点 レンズ構成5群5枚 絞り羽6枚 最短撮影距離5.5m フィルター径77mm 最大径×長さ85×186.5mm 重量946g 1971年頃発売 ハードオフで見つけて購入。ジャンクコーナーにこんなのがあるとはびっくりです。割と綺麗でしたがただ前玉の内側にぽちっとカビがあります。あと、後玉も少し曇があるので分解します。
フレアカッターを小ネジ3本を抜いて外します。窓より中の後玉群の方がおおきいので外せないからです。
後玉群が現れたのでカニ目ラジペンで回して外します。外した後玉群です。
油がついているのか、カビなのか汚れています。奥側の押えリングを外して
タコ棒でレンズを抜きます。エタノールで綺麗にして組み戻します。綺麗になりました。
後玉群を外した本体側です。組戻して後玉は終了です。
前玉側にあるカビの点です。レンズ口径が大きいのでいつものゴムやカニ目レンチも使えないのでゴム板を丸く切って他のレンズの金属フードで径が合うものを使って化粧リングを回そうとしたら前玉群がごそっと回って外れたので内蔵フードといっしょに外します。
この組み合わせで外しました。外した前玉群です。このレンズ群は比較的綺麗でカビもありませんでした。
フードと前玉群が外れた本体です。この奥のレンズの裏にカビがあるようです。最初のゴム板とフードで奥のレンズ押えのリングを回します。
外れたレンズ押えリングです。このレンズの裏にカビです。
タコ棒でレンズを抜きます。後玉までもうレンズなしです。
直接見るとはっきりわかるカビの点以外にも小さなカビがポツポツあります。カビキラーで綺麗に掃除して前玉も組戻して完成です。距離指標の最短距離は5.5mです。長すぎて部屋の中では試し撮りもピントの確認もできません。
PENTAX k100Dにつけて覗いてびっくり。今までみた300mmクラスのAF ZOOMレンズの絵とは根本的に違うと思うくらいにクッキリはっきり写っています。他の望遠レンズの画像がしょぼく感じてしまいます。
ついでに,AUTO TELEPLUS 3Xをつけて900mmの超望遠相当にして撮ってみました。元の300mmの写りがいいからなのかそこそこ見れます。といいますか、900mmの倍率にびっくり。いままではx2の600mmでも暗くていい感じじゃなかったのでこれもTAKUMAR300mmのおかげ?
今回使ったテレコンは、ただ同然にフリマでもらってきたAUTO TELEPLUS 3Xです。
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