ケーキなどを焼いてみる

お菓子作りのこだわり、材料、レシピ等を気ままに。"PENTAX K-50"等のと機材、撮影ポイント紹介他。自転車日記

パウンドケーキのアレンジ材料の話(その1 レーズン)

2015-05-07 14:30:06 | 日記
前回までで、パウンドケーキの基本材料の話はひとまずお終わりましたが、
暫くはパウンドケーキの話が続くと思います。

今まで焼いてきたパウンドケーキで最も多いのはレーズンを入れたものです。
レーズンはラム酒に付け込んだいわゆるラムレーズンです。
お召し上がりいただく対象者が子供でない限りラムレーズンで作ります。

最初に焼いたパウンドケーキはオーブンレンジに付属していたレシピ集のものでしたので、
ラムレーズンのみをを使ったものではありませんでしたが、ドライフルーツを使ったものを紹介していました。
ここでは基本の4種の材料以外で"ベーキングパウダー"を使うようにとなっていたので、その通りに作っていましたが、
学生時代に母校の恩師を訪ねた際に、パウンドケーキを持参して話し込んでいる際に、
「"ベーキングパウダー"は使わなくても大丈夫よ!」と言われたのがきっかけで、
基本の4材料のみでパウンドケーキの生地を作ることになりました。

市販のレーズンは多くの場合、植物性の油を表面に塗布することでくっつかないようにしているようです。
その場合は原材料の表示欄に"植物油"と記載されていると思います。
そのまま使った場合、焼き上がり後、生地とレーズンがなじまずに、
切った際に取れやすくなることがあるかもしれません。

前出の恩師にはこの植物油をお湯で流して使っていると教えていただきましたが、
ラム酒につけた場合は問題ないのであまり気にしてことはありません。

先日は、"植物油不使用"とラベルに記載されたレーズンを見つけたので、
早速購入し、ラム酒と一緒に付け込みました。
この際に使用するラム酒は、"マイヤーズ"を使います。

"マイヤーズ"にこだわらなくてもよいのですが、
通常サイズ(700ml前後)のラム酒を使うことをお勧めします。
容量の少ない製菓用のラム酒を使うより経済的です。

レーズンを漬け込む際は色の事を気にしないので、ダークラムを使います。
他のものより、コクが出るというか、深みが出るという感じだと思います。
(ドライフルーツの色鮮やかさを生かしたい場合はホワイトラムを使うとよいと思います。)

レーズンをラム酒で漬け込む際の分量は気にしません。
密閉できる瓶などにレーズンをいっぱいに入れた場合、
容器の1/3ぐらいまでラム酒を入れて、思い切りシェイクします。
長く漬け込む場合は時々シェイクしましょう。
レーズン、ラム酒ともに常温保存可能なものなので、
ラムレーズンも冷暗所に保存しておけば、1年以上問題ないと思います。


パウンドケーキの生地と合わせる際は、漬け込んだラム酒も一緒に合わせます。
生地に対してアレンジの材料は20%を目安に加減をしています。
あまりにもラム酒の量が多い場合は焼き上がりに問題が発生すると思いますので、
液体の量は全体の5%までに止めましょう。
コメント
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