京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

小倉山 二尊院

2013-06-28 20:45:09 | 京都めぐり

嵐山方面にでかけました。
嵐山は観光地ですが、この時期は比較的すいています。
桜の春、紅葉の秋は観光客で歩くのもままならないくらいです。
今回行ったのは、二尊院です。

『二尊院(にそんいん)は、京都市右京区の嵯峨野にある天台宗の寺 院。山号は小倉山。正式には小倉山二尊教院華台寺(おぐらやま に そんきょういん けだいじ)と言う。
二尊院の名は、釈迦」と「来迎の阿弥陀」の二如来像に由来する。
総門を入った「紅葉の馬場」と呼ばれる参道は紅葉の名所として知ら れる。
また奥には百人一首ゆかりの藤原定家が営んだ時雨亭跡と伝 わる場所がある。』
以上はwikipediaより

皇族とゆかりの二尊院は、現在でも二条家、三条家、四条家、香道の創始者である
三条西家、鷹司家の菩提寺です。

以前来たときは、小倉山に登り、時雨亭跡と言われる場所にも行きました。
小倉山からみた京都市内の眺望はいいですよ。
定家が好んだのもわかります。

二尊院は紅葉の頃が、一番賑わいます。
今回二尊院に着いたのは9時前でした。拝観は9時だったので、少し待ちました。
広い参道や境内を数人がかりで清掃していました。
どこも観光地も維持するには、まずは清掃です。
掃き清められた庭園は見る者を感動させてくれます。


二尊院の総門




西行法師庵の 跡 石碑




苔がきれいです





本堂です。







釈迦と阿弥陀の二如来像で、二尊院の由来です。





御駕篭
江戸時代まで二尊院住職が京都御所に読経に行かれる時に使用されたもの。
さすが、皇族ゆかりの寺院ですね。





かわいい地蔵さんが数体置かれています。





六道六地蔵の庭




半夏生です。






紫陽花です。










八社の宮(室町時代)






小倉餡発祥の地の石碑






有名人のお墓の案内板





本堂裏が小倉山です。






小倉山を歌った定家、藤原貞信、西行の案内板です。


















市展・京展物語

2013-06-28 09:23:01 | 美術・博物館

パンをつくる小麦粉がなくなったので、買い物にでかけたついでに、
京都市美術館で開催されている、『市展・京展物語』ーみんなここから羽ばたいた
に行ってきました。

この企画は、京都市美術館開館80年記念の一環で、「市展」・「京展」
の歴史を顧みるという位置付けで開催されています。

戦前は「市展」と称され、新人芸術家の登竜門として位置付けられ、
戦後は「京展」と改称され、新人芸術家の振興の役割を担っています。

戦前の作品も多く、またどの作品も力作揃いです。

特設「上村松園・上村松 篁・淳之作品コーナー」は、なかなか見物です。
親子三代の作品はそれぞれの世界観があり、素晴らしいものでした。









見終わった後、美術館東にある庭園で一休みです。
ここは結構落ち着くのです。






京都市美術館

平成25年6月14日(金)~平成25年8月18日(日)

大人500円(400) 高大生500円(400) 小中生300円(200) ( )内は20名以上の団体料金 京都市内在住の70歳以上の方(京都市敬老乗車証等で確認)と 小・中学生及び高校生等は無料。障害者手帳等の提示の方無料