京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

新年の鴨川散策ー野鳥と早春の花

2016-01-04 05:29:01 | 京都めぐり

大晦日からわが家に集まっていた子ども一家総勢9名が2日夜に帰りました。
嬉しいことですが、さすがに私と妻も疲れました。
正月3日目はゆっくりしようと、大学駅伝復路をのんびり見ていました。
しかし、あまりのお天気に、急遽お昼すぎに鴨川散策にでかけました。

コースは四条大橋から賀茂大橋までの約2.8kmです。





四条通りは大混雑ですが河川敷歩道は人も少なく、散策日和です。
四条大橋から北向の景色




鴨川の冬の野鳥、ユリカモメがたくさんいます。
ユリカモメの別名は都鳥です。 『伊勢物語』東下りの一節が有名です。
京の都を旅立ち、隅田川に着いた在原業平が京では見たことがない鳥を見かけます。
渡し守に名を聞けば都鳥というそうです。
そこで業平が詠んだのが、「名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思う人はありやなしやと」。
都という名前をもっているなら、 さあ聞いてみよう都鳥よ。
都に残してきた私の思い人は元気でいるのかどうかという歌です。
このユリカモメが京都に飛来したのはごく近年だそうです。










鴨川のなかで魚釣りをしています。





暑いくらいの陽射しで、妻はコートを脱いでしまいした。





先斗町歌舞練場です。
京都の洋館でも紹介しました(1927年、昭和2年)。





三条大橋










橋の下にいたサギ





カモも日向ぼっこです。





早春の花、レンギョウが開花しています。





御池大橋が見えます。





ここでもサギがいます。





センダンの木と果実です。
鴨川河川敷には多く植えられています。
















二条大橋が見えます。





鴨川の所々に川を渡れる石が並べられていて、私たちも反対側にまわります。





紅葉したユキヤナギから開花しています。返り咲きでしょうか。











丸太町橋です。











雀もたくさんいます。





大文字です。





京都の洋館で紹介した建物です。
旧京都中央電話局上京分局(1924年、大正13年)です。





再び鴨川に目を移すと、ユリカモメの群れです。















雀もよく見かけます。









荒神橋です。





ここにも鴨川を渡る置石があり、小さな子どもたちも渡っています。





またまたサギです。





トンビです。
河川敷で食べ物を見つけると人めがけて奪いにきます。










シモツケ発見、これも返り咲きでしょうか。





鴨川に映る対岸の建物





スイセン発見





鴨川は野鳩も多いのです。





賀茂大橋です。





凧が木に絡まっています。





賀茂大橋から出町橋と河合橋が見えます。





賀茂大橋からは五山の送り火のひとつ、妙法の法が見えます。





賀茂川と高野川の合流地点の三角州





橋の上に咲いていたタンポポ





新年の素晴らしい散策日和で大満足です。
今回は四条大橋から賀茂大橋までですが、春の桜の頃には、
上賀茂神社までさらに3.1km(総距離5.9km)桜を満喫しながら歩きます。