京都の冬の風物詩、広沢池の鯉揚げが昨日からはじまりました。
広沢池は周囲1.3kmほどの池で、日本三沢の一つに数えられています。
農林水産省のため池百選にも選定されています。
造られたのは平安時代の989年に遍照寺の建立にあわせ庭池として造営されたと言われています。
古来から観月の池として知られ、数々の歌に読まれています。
西行法師「やどしもつ 月の光の大沢は いかにいつとも 広沢の池」
松尾芭蕉「名月や池をめぐりて夜もすがら」
鯉揚げは4月に稚魚を放流し、40cmほどに成長する12月に行われます。
水が抜かれた池で鯉揚げが行われています。
すぐに販売されます。
この日を待っていた市民が買いにきます。
小魚を購入した方
サギがおこぼれにあずかろうと集まっています。
池の前の茶屋の紅葉まだきれいです。