京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

ロウバイ(蝋梅)開花

2016-12-15 15:51:49 | 花めぐり2016

植物園のロウバイ(蝋梅)が開花しました。
ロウバイはロウバイ科の広葉・落葉低木の一つで、名前に梅が付いていますが梅のバラ科と違います。
開花の時期は12/25 ~ 翌 3/15頃で主に正月頃から咲き出します。
花の少ない季節に咲きますので、花を見るととてもうれしくなります。
季語は晩冬(小寒1月6日頃から立春の前日2月3日頃までの間)とされているそうです。

四季彩り丘、桜園の近くで咲いています。
















ソシンロウバイ(素心蝋梅)
ロウバイに類似した品種ですがまだ蕾です。
花弁が鮮やかな淡黄色で、ロウバイのように中心部が紫褐色でない点が異なります。







梅園の中にもロウバイの木があり開花しています。











ロウバイの実



ロウバイは蠟細工のような、梅に似た花から名付けられたとも言われています。



ニオイスミレ、サザンカ、ツバキの花

2016-12-15 05:33:39 | 花めぐり2016

昨日は植物園の散策です。
一昨日降り続いた雨で京都の紅葉はすっかり散ってしまいました。
雨上がりの青空には薄い虹が出ていて、撮影は無理と思いながらもシャッターを押しました。



やはり園内の広葉樹は一気に落葉しています。
メタセコイア、地面にびっしり落葉です。



まだ辛うじて残っている紅葉もありますが、ほとんど散っています。











ニオイスミレ(スイートバイオレット)
春のイメージがあるのですが、もう咲きはじめていました。
ネット記事を拝見すると、紀元前320年ごろにはすでにギリシャなどで栽培され、
アテネを象徴する花とされたそうです。
美の女神アフロディーテの花として恋の妙薬に使われたりもしていました。
中世ヨーロッパでは、うつむいて咲く姿から清純と謙譲のシンボルとされ、聖母マリアに捧げられました。
花だけでなく葉にも香りがあり、香水の原料にもなります。








開花が遅れていたツバキが咲きはじめました。
菊冬至



白侘助







雪中花







桃色雪中花



天倫寺月光



数寄屋



寒ツバキ
ツバキの名前が付いていますが、サザンカに入れられています。







ピラカンサ



サンシュユ






ツルマサキの実



先日まで晩秋気分でしたが、紅葉が落ちた景色を見るともうすっかり冬だと痛感しました。