東京都指定障害福祉サービス事業者LLCてくてくゆかりのブログ

東京都指定障害福祉事業者LLCてくてくのスタッフや周辺の人々が週変わりで語るブログです。

重度訪問介護員の仕事

2016年05月06日 | てくてくのまいにち

重度訪問介護員の仕事は

利用者が望むことを、望んでいる時に、望む方法ですることなのだけれど

それを介護員自身のテンポでしてはいけないのです。

利用者の生活やその時の気持ちをキャッチして

利用者のテンポでしなければいけない。

だから決まっている同じ内容、

例えば外出の支度でも、ゆっくりする時もあれば

急いでする時もあるのです。

先輩介護員から、共通した支度の内容はある程度伝えられても

その日その時の利用者のテンポは伝えることはできません。

その時の利用者のテンポは利用者にしかわかりません。

どんなに経験豊富な介護員でも、それを伝えることはできません。

その場にいる介護員自身が利用者から受け取るしかありません。

アトリエすむち 管理者

 

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何の花?

2016年05月05日 | てくてくのまいにち

  

あざやか黄色い花、何の花でしょう?

川越から来た春菊が花開いて風に揺れています。

しばし浮世を忘れます。

揺るがない信念で希望を持って!

ま、でも、なるようにしかならないか?

実にしなやかな春菊。

強風にあんなに揺れてるけど決して折れない。

ささき


 

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チキンラーメン

2016年05月04日 | てくてくのまいにち

チキンラーメンをたくさんいただきました。

チョットお腹が空いた時に、これがあると助かります。

なつかしい味です。

「あんまり体には良くないかも・・・。」と言いながら

沼袋バス通りの済起堂薬局さんはみんなの健康にも気づかいつつ渡してくれます。

「大丈夫、食事は別にきちんととります。」

今回は奨さんがたくさん預かって来てくれました。

相談室と事務所で分けて頂いています。

済起堂さんいつも手間のかかる処方薬と

チキンラーメンをありがとうございます。

ささき


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介護士給与月1万円引き上げも…

2016年05月02日 | てくてくのまいにち

保育士給与、2%増を表明=介護士も月1万円引き上げへ―安倍首相

 政府は26日、安倍政権が重視する「1億総活躍社会」に関する国民会議を首相官邸で開いた。

 安倍晋三首相は、保育・介護分野の人材不足を解消するため、2017年度から保育士については実質2%の給与引き上げを行う考えを表明。介護士についても「他産業との賃金差がなくなるよう処遇改善を行う」と述べ、月額で約1万円引き上げる方針を明らかにした。

 首相は席上、「(処遇改善は)財源を確保しつつ、17年度から実行する。来月中に『ニッポン1億総活躍プラン』の閣議決定ができるよう作業を加速してほしい」と関係閣僚に指示した。政府関係者によると、17年度予算案で保育・介護合わせ2000億円程度の財源を確保する見通し。

 保育士の平均月収は約22万円。賃上げは人事院勧告分を含めると約4%になる。首相はまた、技能や経験を有する保育士の処遇をさらに改善する意向も示した。

 一方、介護士については、勤続年数に応じた賃金体系を構築し、他のサービス業との賃金格差の解消を目指す方針を打ち出した。 

時事通信4月26日(火)

(以上引用)


こういう記事を読むと私などは「政策的に引き上げた給与は政策的に引き下げることも可能なので、いずれ財源が確保できないという理由で再び給与が引き下げられるのだろう」と考えてしまいます。

介護士としては給与の引き上げよりも「一度確保したら簡単には剥奪できない性質の権益」を要求したい所です。

たとえば、公営住宅への入居権を要求するとかです。

介護職員は公営住宅の入居申し込みをする権利を得ることにして、勤続年数が増えるほど当選しやすくなるというルールができれば、介護職員の離職率は減るんじゃないでしょうか?


物価も日々変動していますし、お金の価値はそんなに信用できません。

目先の1万円札を追うよりも、もっと実体のある固い利益を求めましょう。

給与を減らすのは簡単ですが、いったん住宅に入居してしまえば、そこから追い出すのはかなり難しいはずです。


良質な住環境が確保されれば、基本的に人の生活は安定します。

ケアワーカーが質の高い業務提供を長期間にわたって根気づよく継続していくために必要なのは生活の安定です。

給与が上がったり下がったりしていては生活は安定しませんが、良い住居を確保できればそれだけで確実に生活は安定へと向かいます。

どうすれば介護職員の離職率を減らして長期勤務が可能な職員を増やせるかという点に焦点を合わせ、そこからブレないで処遇改善の制度設計を行うことが肝心です。


特別にぜいたくな暮らしを望む介護職員が多くいるとは思えないですが、公営住宅で暮らせることを望む介護職員はたくさんいると思います。

介護職員と業界のリアリティに即した制度改革を切に望みます。

(安田)

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重度訪問介護 てくてくの今日5月1日

2016年05月01日 | てくてくのまいにち

事務所の留守電に利用者様(介護員Aさんが代わりに電話)から

今日の交代場所の連絡がありました。

この留守電の内容はスタッフ全員で共有するため記録に残します。

この後、その場所から移動するので

交代場所が決まったら連絡するとのこと。

利用者様は移動するらしい。

介護員Bさんは事務所で連絡の電話を待っていることにして

それを利用者様に連絡しました。

介護員Aさんは正社員で勤務は17時までなのでここの対応が可能です。

交代場所が決まって連絡があれば介護員Bさんは事務所を出発、

介護員Aさんは交代後に事務所に戻り報告連絡相談を終えて業務終了です。

方やBさんは事務所にスタンバイしているところからが業務です。

介護員は直行直帰ではなく事務所出勤、退勤の正社員なので

この対応ができています。

 

交代の場所をどこにするかはとても重要なことです。

私を含め、介護員を使わない多くの人の生活には、

介護員交代などということはありません。

介護員の交代は、労働基準法に則して労働する介護員側の都合です。

利用する人が最もストレスを感じるところであり、

その人の生活が如何に自然に流れるようにするか、

プロの技が試されるところでもあります。

 

アトリエすむち 管理者

 

 
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