先日作った芋圓と同じ様に、蒸かしたヤムイモとタピオカ粉を練って白玉団子のようにした物を、他の材料と一緒に調理する算盤子(abacus seeds)という客家(ハッカ)料理があります。
算盤子というのはそろばん玉のことで、ヤムイモ団子の形が中国のそろばんの玉の形なんだそうです。
赤血球の形というかね。
算盤子(サンパンツゥ?)は客家料理店で食べた事がありますが、この間の芋圓がとても上手に出来たので算盤子も作ってみようかなぁ~なんていい気になって適当に作って失敗してしまいました。
何が失敗って、食べた時にヤムイモ感が多いといいなぁと思ってタピオカ粉を少なくしたら、茹でたら外側が少し溶けてきてしまった感じ。柔らか過ぎました。
やっぱりヤムイモに対してタピオカ粉が35~40%は必要ですね。
次回は必ず!
まぁ取りあえず、ヤムイモというのはこちらです。
皮を剥いて輪切りにして蒸かします。
ついでなのでゆで卵ならぬ蒸かし卵も。
ニンニク、ネギ、ショウガ、豚挽き肉と適当な野菜を炒めて、中華だしやオイスターソースなどで適当に味付けします。
客家料理はよく干しエビを使ってこれにも入るらしいですが、切らしていたので入っていません。本当の事言うと干しエビ味が好きではないし。
そこに白玉団子のように茹でた算盤子を入れてひと炒め。
団子を多くすれば立派な主食ですね。
失敗だー と思いながら作った割にはまぁまぁの出来。
ヤムイモで作るので色が灰色なため、見た目が地味な料理ですが美味しいですよ。
こうして算盤子(客家)、パセリのサラダ(中東)、魚卵の生姜煮(日本)、お豆腐とワカメの味噌汁(日本)、ハミメロン(新きょうウイグル特産)というグローバル夕御飯を食べたのでした。
というかコロナによるCMCOにより、なるべく外出しないでいるので、仕方なしの一貫性の無いありものグローバル夕御飯。