鹿島錦 初心者練習日記 

鹿島錦保存会に入会し、手取り足取り指導を受けながら織っています。保存会は伝統の継承と後継者育成のため設立されました。

肥前鹿島駅の売店

2018年10月23日 08時34分06秒 | 鹿島錦
 鹿島錦が購入できるのは、
肥前鹿島駅売店・祐徳神社外苑にある祐徳博物館・嬉野温泉大正屋の三か所ですが、今日は駅に出す商品を集めるとのことです。
十中八九そんな機会は仕事で行けないのですが、奇跡のように勤務表に休みが入っていたので提出に行きます。

写真で見るよりも、実物の方がキレイです。見るだけでも楽しいので近くを通られたら是非駅に立ち寄って下さい。駅の横に駐車場もあります。

どこまでを手織りと言うのだろう

2018年09月15日 09時55分56秒 | 鹿島錦
 鹿島錦は手織りの物しかない。と言う。
「じゃあ、どこまでが手織りと言えるの?」と素朴な疑問を投げかけられると・・・即答できませんでした。

調べてみると
一般的には、経糸を上下させる綜絖と、横糸を通すあぐり(=杼、シャトル)を動力(電気)で動かせば機械織り、人の手足で動かせば手織りらしい。綜絖の上下は穴をあけたカードやデータからの情報で制御されていても動力を使っていなければ手織りに入いるらしい。


びっくりしました。
手織りの一言でくくれませんね~~
鹿島錦でも、小さな文様なら必要なだけ糸綜絖を付けて引っ張り上げて織ることも可能ですが、基本は竹のヘラで拾うこと。
なかなか無心に拾うことは出来ませんが、それが楽しいので続けています。

なにも人の手でやらなくても、機械にデータを入れて自動的に織れば良いのでは?と仰る方もいらっしゃいます。実際、鹿島錦にはありませんが市販の錦にはそうして複雑で華麗な文様を織りだした物がありますから、それはそちらに任せて、 今日は休みなので鹿島錦を織って、仕事のストレスを解消しようと思います。


鹿島錦

2018年05月27日 09時22分44秒 | 鹿島錦
 良く佐賀錦と鹿島錦はどう違うのですかと質問を受けます。
歴史や成り立ちは、いろんなところで解説されているのでいまさら私が付け足して言う事は何もありませんが、

小さな織り台を使って手織りしている物しかないのが鹿島錦です。

登録商標なので他者は使えない名前なのに、ネットで検索すると
明らかに機械で織った、鹿島錦保存会と全く関係のない織りに『鹿島錦』と堂々と書いてある事もたまにありますが、それは織り手の方か販売業者さんかが、
鹿島錦は登録商標で、勝手に名前を使えない。ということをご存知無い。
ということです。

鹿島錦保存会は、伝統を継承していきたい・美しいものを作りたいという思いの強い人たちの集まり。というイメージで参加してます。
それで、商品として出すのはとても少ないのです。

H28鹿島市文化祭 最終日

2016年11月06日 07時48分50秒 | 鹿島錦
 今年の文化祭は、例年と展示の配置を変えて、保存会50周年記念の屏風が展示されています。
それももちろん素晴らしいのですが、
一目見て『これはすごい』と思う縦長の下げ額があります。
写真ではちょっと表現できない感じ。

 今日が最終日なので、是非鹿島市役所横のエイブル2階の展示室までお越しください。