鹿島錦 初心者練習日記 

鹿島錦保存会に入会し、手取り足取り指導を受けながら織っています。保存会は伝統の継承と後継者育成のため設立されました。

あとどのくらい織るべきか

2010年10月24日 14時41分20秒 | 1枚目 本金 40割
 最初は、名刺入れにしようと思い、一番最初に頂いたプリントを見ると、縦16.5cmと書いてある。 それ、16.5でよいのか、縫い代の分を余分に織るのか???

 次に行く時まで悩みながら織り進めるのも、なにやらすっきりしないので、お茶の先生に聞いてみたところ、「余ったら小物に出来るから!」とのお答え。じゃあ、どんどん織って良いんだ。とすっきりして、計測したら 8.5cmしか無かった。次回の練習日までどう頑張ったって16.5cmにはとどきそうも無い。

 いらぬ心配でした。

やっぱり、違う

2010年10月22日 00時38分37秒 | 1枚目 本金 40割
 鹿島錦と佐賀錦。 同じようで、違う。そう改めて思った。

 見た目は同じように見えてもなんか違う。それでも、大きな目で見れば同じところの方がが多いのだろう。

 きっとどちらでも良いじゃないかと思う人の方が多いのだろう。それで良いとも思う。ただ、やっぱり鹿島錦は良い。

意外に身近にも同じ趣味の人発見

2010年10月19日 23時25分45秒 | 1枚目 本金 40割
 今日昼食中に、復職したばかりの人と話していて、ふと、「私3月から鹿島錦保存会に入会したの」と話したら、その方は 佐賀錦をしている人でした。まあ奇遇。本金が眩くて夜は織りにくい話・娘さんにプラチナで錦を織って木目込み人形のお雛様を作って上げる計画が全く進まない話など二人の話は尽きることなく。

 それを聞いていた人が 「鹿島錦と佐賀錦って同じなんですか、違うんですか」
彼女は「同じよ」 と答え 私は「元々は鹿島錦なんだけどね、」話せば長~~~くなるから、さらっと言うだけに留めたけれど、内心、”人は同じと言うけれど、やっぱり違うと思うのよね。”

 

今日は5mm

2010年10月15日 00時11分43秒 | 1枚目 本金 40割
 木曜日なので、他の方は一日保存会で楽しく織ったり教えていただいたりしていた筈。私は一日普通に仕事をして、家事をして、ようやく自分の楽しみの時間。今日は5mm進みました。

 鹿島錦は,全て手織りで緻密な幾何学模様を織り出した伝統工芸品です。
元を辿れば佐賀錦と同じですが、機械織りもある佐賀錦と違い、鹿島錦は全て手織りです。縦糸に和紙を使っており、機械織りでは切れてしまうため竹製のへらで丹念に縦糸をひらって横糸を渡すことを繰り返して模様を織り出していきます。

写真の綾織は2色使っているため、一段織るために2回縦糸を拾い、2回横糸を渡します。