鹿島錦 初心者練習日記 

鹿島錦保存会に入会し、手取り足取り指導を受けながら織っています。保存会は伝統の継承と後継者育成のため設立されました。

志野袋 2

2016年11月27日 23時45分55秒 | 作品
裏をつけました。後は緒をかがり付けるだけ。






袋の生地を半分づつ変えて作るのが決まりとのことで、同系色の別柄にしました。
緒を注文する前にもっと作ろうと思いすでに織っている錦の中から、豆雛用に織ったものを流用。
びっくりするくらい、ぴったりサイズです。

同系色の別文様で作るか同じ文様の色違いで作るか迷ったけれど、色違いで作ってみました。
底板と立ち上がり芯、11個分



縫い合わせてたところ。今回は底の表地は平織を使用。前回よりもずいぶん縫いやすい。




立ち上がり芯を貼ったところ。前回は隙間が空きましたが、今回はぴったり。


前回は裏地として化繊の塩瀬を使いましたが、今回は白い絹(薄手)を使ったので表地の裏側が透けて見えます。内側だから良い事にしよう。練習だし。


試行錯誤することが面白い。

コメント (2)
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志野袋

2016年11月24日 23時40分09秒 | 作品
 続茶の袋物 という本を見ていたら、志野袋の作り方がありました。
「携帯用の香道具の一つ」と書かれています。
身近にお香をされている知り合いもいないので、作っても差し上げる人が居ないわけですが、
袋物の練習としては良さそうです。

練習用なので、ハギレを準備。寸法が足りなくて平織部分が入ってしまうのも目をつぶることにして。


本を見ながら本体と底を縫い付けた所


上から見た所


立ち上がりの芯紙を張り付けて・・・

張り付ける場所を間違えていたので、無理やりはがして再度貼り付け


ほつれて扱いにくくなりながらも表に返したところ


本日はここまで。
あとは裏を付けて 常緒をつがり糸でかがり付けるわけですが・・・
田舎なので、取り寄せに時間がかかるので完成ははるか先。
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H28鹿島市文化祭 最終日

2016年11月06日 07時48分50秒 | 鹿島錦
 今年の文化祭は、例年と展示の配置を変えて、保存会50周年記念の屏風が展示されています。
それももちろん素晴らしいのですが、
一目見て『これはすごい』と思う縦長の下げ額があります。
写真ではちょっと表現できない感じ。

 今日が最終日なので、是非鹿島市役所横のエイブル2階の展示室までお越しください。
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