鹿島錦 初心者練習日記 

鹿島錦保存会に入会し、手取り足取り指導を受けながら織っています。保存会は伝統の継承と後継者育成のため設立されました。

仕覆 2の2

2013年10月28日 00時15分51秒 | 作品
 日曜出勤だったので、夕食後昨日の続き。


和紙に等間隔に切れ目を入れて仮止めし、つがり糸で緒をかがりつけます。

つがり糸の太さに合う専用の針があるに違い有りません。手持ちの針で一番大きい布団針の針穴より太いのです。
糸の端をボンドで固めて尖らせ、強引に押し込み、反対側から毛抜きで出しました。
針よりも糸が太いということは布から針が出てこないのですね。垂直に刺した針はプライヤーを使って強引に引き抜き、どうにかこうにか終わった時は、最初に縫い付けた目安の和紙がぼろぼろ・・・

両脇から出ている糸の始末は、表布と裏布の間に入れてから表布と裏布を星止めという縫い方で閉じ合わせるらしい。(作り終えてから改めて作り方を読み返して気がつきました)
先に星止めで閉じ合わせていたのでその縫い目の間を目打ちで広げて強引に押し込みました。

お茶入れを入れてみたところ


仕覆 2

2013年10月26日 23時34分58秒 | 作品
 
表地と裏地を手縫いしたところです。今回は常緒を京都のお店から購入しました。また自分で紐打ちをしてみましたがどうしても均一にできなかったのです。



表地と裏地を底の部分で接着して。胴に真綿を薄く入れる。そうです。
真綿は今回てにはいらなかったので、収穫してきた綿の実を使います


ひとつの花から一つの実が実り、それが割れて、中から4個の綿が取れます。


種を取り除いて薄く広げました


目打ちを使って縫い目の隅々まで綿を入れます。


表に返して、裏地をかがりつけたところ。


柄あわせには十分時間をかけて慎重に合わせたつもりでしたが、ちょっとずれてます。
残念

本日ここまで。あとは 常緒をつけます。

文化祭に間に合うかも・・・

11月2日から 鹿島市の文化祭です。市役所横のエイブルにて展示してます。

文化祭前

2013年10月06日 21時58分48秒 | 作品
 青貝を織り上げたので、文化祭にむけて名刺入れを作ってみました。


この3種で作る予定


中の芯は厚手の和紙を使います


青貝の前に、本金で普通よりも横幅を長くセットして織ったもので古袱紗も作ってみました


鹿島市の文化祭は11月2日からです。鹿島錦の展示は例年通り エイブル2階の音楽室。ぜひご来場下さい。