古い縦紙

　いつもは、鹿島錦保存会を通じて買っている縦紙をつかいますが、今回はお古の品で織ってみます。

小さく折りたたんで厚紙のケースに入っているので、そーっと取り出して広げると、中央に折り目がはっきりと付いている。それは仕方が無いとして、折り目部分のねじれをそのままにしているととても織れる状態ではないので時間をかけて整える。


精一杯折り目を伸ばした後で織り器にセット。



織りながら、毎回裏返った縦紙を戻しながら丁寧に織っているところ。



とりあえず2色で折り始めました

9枚目 織りあがり

最後の方は押さえるへらが入らないので。拾いへらで押さえながら残り3.5cmまで何とか織った。
もっとがんばる人は2cmくらいまで織っているのですが、私にはこれくらいが限界かな。

ブローチ

ブローチ金具です。


下に写っている楕円形の銅版を錦で包んで上の金具にセットします。


ちょっとした小物は作っていて楽しい。
小物に合う織りにはもっと小さい柄で沢山の色を使う方が良いようです。

もうすぐ織り終り

　あと10cmほど織ったら終わりです。ここから先が時間が掛かってしまいます。拾いにくく、通しにくく、押さえにくい。
辛抱して織っていきます。

まだ有ると思っていたのに・・・

　ピンクで、ちょっと大きめの物を作るつもりだったのに、10cmも織らないうちに糸切れ。もう一本淡いピンクが有ると思っていらた勘違いだったようです。

次の糸注文まで手元にある糸で我慢しなくてはなりません。

同じ文様で水色と青を使って織ってます