「サンバで良い曲はないかしら~?」
ある日のお師匠様の問いかけです。
「・・・はぁい・・・?」
CDの山を目の前にして、何を言い出すんでしょうか。
ありますとも、サンバ。たくさんあります。
「ノリ良く踊れて、○○さんとのデモンストレーションにちょうど良いカンジのサンバ」
「ああ、デモンストレーション」
スタジオには、スタンダードもラテンも、各種目踊れる音楽がドッサリ用意されています。
が、ドッサリあるが故にスタジオのヌシ・・・もとい。
指導、経営者にしてスタジオ代表たるお師匠様でも、さすがに全曲は把握していません。
(そしてスタジオの音楽は日々、増殖しています。ナゼなら弟子たちも色々持ち込むから)
さて。
サンバを例に挙げてみましょう。
リズムとテンポがサンバを踊れるようにアレンジされてさえいれば、どんな曲を使っても、あらかじめ
決めてある振付を変える必要はありません。
けれど、デモンストレーションに使う曲、となると、踊る人としてはもちろん、自分が気分良く踊れる曲を選びたいものです。
ここで更に考慮に入れたいのは、お客さんがいる、ということです。
お客さんが見て、
『サンバらしい』
と感じてくれるコト。
たしかにサンバを踊っているんだけど、何だかサンバらしくない・・・というのは・・・絶対ダメというわけではありませんが、たくさんの人に楽しんでもらうには、ちょっと不向き。
あとは、踊る人のイメージからあまりかけ離れていない曲かどうかも気にかけます。
コレは、誰かに聴いてもらって、判断をあおぐと良いかも。
(一の弟子は、子供向けにつくられた歌曲で大好きなものがありますが、歌詞が可愛らしすぎて、使用を断念したことが
あります。その曲で、歌声が入っていないアレンジを探索中) ←あきらめていない
以上のような条件のもと、お師匠様もサンバを探索中。
いつ、誰と踊るかって?
それはヒ・ミ・ツ