今月初旬に、競技会で審査員の先生方が競技をジャッジする様子を間近に見る機械を得た一の弟子ですが、実はその後、その採点された結果からどうやって選手たちの順位を導き出すのか、という勉強をしました。
要するに、まとめられたジャッジシートの数字を拾って計算するだけなのですが。
コレが、なんというか・・・・・・面倒くさい
お師匠様いわく、
「私も以前に勉強したけど、もう忘れたわね~」
一の弟子も、講義を受けてみて納得。
(こりゃ~忘れるわ・・・)
選手たちの実力に明確な差があって、ジャッジ全員が同じ選手に同じ順位をつけてくれるのなら、とってもカンタンです。
ですが社交ダンスの審査は、フィギュアスケートなどとは違って、たくさんのカップルが一度に踊ります。
つまり、あるカップルがとても良く踊った瞬間を見たか、失敗しちゃった瞬間を見たかで審査員の評価は分かれるのです。
何種目も踊っていく中で、選手たちのそうした積み重ねがジャッジシートに反映されているわけです。
極端な例ですが、ジャッジの誰一人として1位をつけなかったカップルが、総合評価の結果、優勝することもあり得るのでした。
(ほほ~~~ぅ、そうですか。 ナルホドねぇ・・・)
1日だけの詰め込み型の講義でしたが、勉強した内容は
(・・・稀にしかこんな結果にはならないんじゃぁ・・・・・・?)
というような珍しいケースの例題が次々と出てきます。
(ここまでの計算でカップルAとCの順位は決定、カップルBとDは採点規定によると第○○条に該当するから・・・・それで次は・・・)
同点がついている場合はとか、計算方法を規定に従って変更しても更に同じ順位になる場合は・・・とかetc.
いかに正確に採点規定を覚えているかがカギでした。
テストも受けましたよ
なんとか合格点はいただきましたが、学生時代に一夜漬けで試験を受けて、勉強の足りなさを痛感していた頃を思い出してしまいました。
採点の仕組みを理解出来たということは良かったし、面白かったんですが・・・いやはや、ダンス関連で計算を伴うテストを受ける事になろうとは。
全教科の中でもダントツに数学が嫌いだったのに