秋の陽に映える真っ赤な花。
サルビア ミニアタの花は美しい・・・・という。
美しいものには弱点もあるようで、
強い陽射しはだめ、水切れもだめ、冬は戸外でだめと
我が家で生存しにくい条件をかなり持っている。
原産地は、メキシコの標高600mの丘で(100mで1℃温度が下がるので6℃は低い)
半日陰のところ、なおかつ霧が多いところというから
日本では、ニッコウキスゲが咲き乱れる8月の長野県霧が峰高原をイメージする。
調べてみたら、霧が峰高原は1600mもあるようで、夏場でも冷房が必要なかった記憶がよみがえった。
こんな原産地の環境を提供できるわけもないが、半日陰だけは確保してあげる。
ミニアタは、葉も美しく、光り輝いていた。
セージらしい葉で、葉だけでも十分楽しめる。


「サルビア ミニアタ(Salvia miniata)」
・シソ科アキギリ属の耐寒性、耐暑性とも弱い多年草。
・英名は Belize sage, Smooth leaf sage。
・原産地は、メキシコ、グアテマラの標高600m付近の半日陰のところに自生。
・葉は光沢を帯びた緑色で、メドーセージの葉に似ている。
・草丈は1m。長く伸びた花穂に鮮やかな赤い花がつく。
・花の時期は、初夏から晩秋。秋の真っ赤な花が美しいようだ。
・冬場は霜のあたらない屋根下か室内で管理。